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ECO 自動実装プログラムのスケジュール
Windchill ESI の実装および業務プロセスで Oracle Applications への変更通知 (CN) のパブリッシングがサポートされている場合、Windchill ESI 管理者は Oracle Applications で AutoImplement Manager を使用して、エンタープライズ変更オーダー実装プログラムをスケジューリングする必要があります。
Windchill から変更通知を使用するように Windchill ESI を設定して、Oracle Applications でアイテムリビジョンを作成したり、エンタープライズ変更オーダー (ECO) の BOM 構造を作成または変更したりできます。Windchill ESI は最初に、Oracle Applications の各 ECO のステータスを「Scheduled」に設定します。AutoImplement Manager は、ステータスが「Scheduled」で、有効日が現在の日付以前のすべての ECO 改訂アイテムを自動的に実装するエンジニアリングプログラムです。このプログラムを実行するには、エンジニアリングの役割が必要です。規則的な間隔でエンタープライズ変更オーダー自動実装プログラムがすべての Windchill ESI 関連の組織に対して実行されるようにスケジューリングする必要があります。Oracle Applications オンラインユーザーは、「Engineering Change Orders」ウィンドウの「Oracle」メニューバーから「Tools」、「Implement」の順に選択して、手動で同等のタスクを実行できます。
Oracle Applications の AutoImplement Manager を使用して、エンタープライズ変更オーダー自動実装プログラムをスケジューリングするには、以下の手順を実行します。
1. Start AutoImplement Manager ウィンドウに移動します (移動方法: Setup > AutoImplement)。
2. 「Automatic Engineering Change Order Implementation program」(エンタープライズ変更オーダー自動実装プログラム) と入力するか、選択します。
3. Windchill ESI で使用される配布ターゲット組織を選択します。選択できるパラメータは次のとおりです。
「All Organizations」
「Organization Hierarchy」
「All Organizations」パラメータを「Yes」に設定すると、現在の組織とアイテムマスターが同じすべての組織について処理が行われます。「All Organizations」パラメータを「No」に設定し、「Organization Hierarchy」フィールドに値を指定すると、現在の組織とそのすべての下位組織について処理が行われます。「Organization Hierarchy」フィールドを空白のままにすると、現在の組織についてのみ ECO が実装されます。選択した各組織は、ユーザー役割でアクセスできる必要があります。
4. プログラムをいつ実行するかを選択します。同時プログラムの場合は定期スケジュールを指定できます。この場合は、処理間隔、開始日、終了日を設定します。
詳細については、 ソフトウェアに付属の Oracle Engineering User's GuideOracle Applications を参照してください。