翻訳パッケージの部分インポート
翻訳パッケージをインポートする際、デフォルトでは、翻訳パッケージ内のすべてのコンテンツがインポートされ、以前のコンテンツは上書きされます。未翻訳のコンテンツだけ翻訳パッケージからインポートするよう Windchill Service Information Manager Translation Management を設定できます。たとえば、あるパッケージに含まれている 10 個のダイナミックドキュメントのうち 9 個はすでに翻訳済みである場合、翻訳済みコンテンツを更新する機能を無効にして、これまでにインポートされていない残り 1 つのドキュメントのコンテンツのみをインポートします。コンテンツが翻訳済みであるかどうかは、そのライフサイクル状態が、そのコンテナで設定されている「翻訳済み」プリファレンスの値と一致しているかどうかに基づきます。これまでにインポートされた翻訳コンテンツは維持され、翻訳ベースラインのすべてのコンテンツがインポートされた場合にのみ、その翻訳ベースラインは「翻訳済み」状態に設定されます。すべてのコンテンツがインポートされるまで、部分インポートを続けて実行できます。
wt.properties の xconf プロパティ com.ptc.tml.updateAlreadyTranslatedContent によって、インポートプロセスの際に翻訳パッケージ内の翻訳済みコンテンツを更新するかどうかが決まります。デフォルトでは、このプロパティは false に設定され、インポートプロセスの際に翻訳済みコンテンツはスキップされます。true に設定した場合、翻訳済みコンテンツを含む、翻訳パッケージ全体がインポートされます。