ローカルコピーへのコンテンツの置き換え

サービス構造の情報ページの「構造」タブでは、構造内のオブジェクトをそのオブジェクトのローカルコピーとして保存できます。たとえば、パブリッシングセクションを別のコンテキストからパブリッシング構造に挿入した場合に、そのセクションのコンテンツを元のセクションから独立したままにできます。その場合は、セクションをコンテキスト内にローカルコピーとして保存できます。この操作の一部として、セクションに関連付けられている依存オブジェクトのうち、ローカルコピーに含めるものを選択できます。

パブリッシング構造のオブジェクトをローカルコピーに置き換えるには、次の操作を行います。

3. 「新規作成/追加」操作セットの「名前を付けて保存」アイコンをクリックして、メニューリストから「ローカルコピーで置換」を選択します。

ショートカットメニューで「新規」 > 「ローカルコピーで置換」の順に選択して、オブジェクトを保存することもできます。

「依存」メニューリストの選択を「すべて」に変更することで、「名前を付けて保存」テーブルに依存オブジェクトを追加できます。ただし、コンテンツホルダーと情報グループまたはパブリッシングセクションに関連付けられているオブジェクトはテーブルに追加されません。それらのオブジェクトをテーブルに追加するには、テーブルでこれらのオブジェクトを選択し、ツールバーの「関連 CAD / ダイナミックドキュメントを収集」

ボタンをクリックします。

必要なすべての依存オブジェクトをテーブルに追加すると、これらのオブジェクトを選択し、「除外」

および「再使用」

を使用して、コピーしたオブジェクトに含めるオブジェクトを指定できるようになります。

たとえば、「新規の名前」列に、オブジェクトまたは依存オブジェクトの新しい名前を入力できます。現在の名前にアンダースコア (_) が付いたデフォルトの新規名が自動的に生成されます。「新規番号」を入力するか、自動的に生成された番号を使用できます。「場所」を別のコンテキストなどに変更できます。

デフォルトで、新しいオブジェクトは元のオブジェクトと同じ場所に保存されます。作成する新しいオブジェクトを元のオブジェクトとは別のコンテキストに保存する場合、「場所」を修正する必要があります。

サービス構造で選択したオブジェクトがローカルコピーに置き換わります。このプロセスの一部として、元のオブジェクトとオブジェクトのローカルコピーの間に関連付けが設定されます。元のオブジェクトが修正されると、変更を説明する電子メールが届きます。これにより、必要に応じてオブジェクトのコピーに変更を反映することができます。管理者はこれらの通知を受け取るための電子メールを設定しておく必要があります。電子メール設定の詳細については、システム管理設定値の設定を参照してください。

「複製」プリファレンスカテゴリの「ソースオブジェクトの場所を使用」プリファレンスにある、オブジェクトが保存されるデフォルトの場所を変更できます。このプリファレンスの値を「いいえ」に設定すると、新規オブジェクトはオブジェクトが作成されたコンテキストのルートフォルダに保存されます。詳細については、サービスプリファレンスの設定を参照してください。「Service Information Manager 一般製品」テンプレートを使用してコンテキストを作成した場合、このプリファレンスの値は「いいえ」に設定されていることに注意してください。