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情報構造について
情報構造は、製品またはライブラリに関連する情報から成る製品中心の階層構造です。情報構造は一種の部品構造として Windchill 内に実装されます。
情報構造内では、情報グループと呼ばれる情報のサブグループでコンテンツが構成されます。コンテンツオブジェクトを情報エレメントと呼びます。ダイナミックドキュメント、グラフィックダイナミックドキュメント、ドキュメント、部品リストなど、複数の情報エレメントがサポートされています。
情報構造はマルチレベルであることもあります (主要システム、サブシステム、コンポーネント)。階層を展開して、下位レベルの詳細を表示できます。
フィルタ基準を使用して、製品バリエーションに関連付けられている情報を識別および管理できます。情報構造をフィルタして、オプションのコンポーネントや、特定の属性値を持つ部品を表示できます。オブジェクトは、現在アクティブな構造フィルタに従って構造に表示されます。フィルタを編集して構造を再表示すると、新しいフィルタ基準に一致するオブジェクトを表示できます。
情報構造を比較して、製品の変更の影響を判断することもできます。現在使用中の情報構造を、開発中の新しい情報構造と比較すると、変更案の影響が明らかになります。関連する製品情報との関係は、変更に伴う作業の量と範囲を判断するのに役立ちます。
製品またはライブラリは複数の情報構造をサポートしており、各情報構造はネストされた情報構造をサポートしています。各製品またはライブラリにはプライマリ情報構造が指定されており、ユーザーはこれを指定または変更できます。プライマリ情報構造として設定を参照してください。
情報構造には、インデントされたほかのオブジェクトの階層が含まれることがあります。構造内の各エントリにはアイコンと名前が付いています。情報構造には次のタイプのオブジェクトが含まれることがあります。
その他の情報構造
情報グループ
情報エレメント (グラフィック、テキスト、部品リスト)
情報エレメントは、Windchill Service Information Manager 構造にある、再利用可能なコンテンツです。これらのコンポーネントを製品およびライブラリ全体のさまざまなレベルで再使用できます。たとえば、あるエンジンの修理手順を、そのエンジンを使用するすべての製品またはライブラリで再使用できます。
ライブラリまたは製品に関連付けられている情報構造を表示できます。
1. 「ナビゲータ」枠で、「ブラウズ」タブを選択します。
2. 製品またはライブラリを選択して展開します。
3. 次のいずれかを実行します。
「詳細」フォルダを選択し、「詳細」タブを選択して「情報構造」テーブルを表示します。「情報構造」テーブルに、製品またはライブラリの情報構造がリストされます。
「情報構造」フォルダを選択して製品またはライブラリのプライマリ情報構造を表示します。
4. 情報構造の「情報を表示」アイコン をクリックして情報ページを表示します。
情報構造テーブルの詳細については、サービス構造のテーブルを参照してください。
サービス構造の情報ページ「構造」タブには、オブジェクトの階層を作成できるツールがあります。オブジェクトをまとめて 1 レベル展開するには、情報ページの「構造」タブで、各オブジェクトの左側にある展開矢印を使用するか、「表示」 操作セットまたはショートカットメニューの 「表示」メニューを使用してレベルを指定します。「ビュー」 > 「構造ビューを管理」を使用して列を追加できます。
情報構造内のアイテムの順序を変更できます。詳細については、サービス構造オブジェクトの再配置を参照してください。
構造が大規模なために展開の使用が困難な場合、構造枠のすぐ上にある「構造内で検索」フィールドにオブジェクト名を入力して特定のオブジェクトを検索できます。ビューに「番号」列が表示されている場合、番号も入力できます。
情報構造のパブリッシング
Arbortext Content Delivery やその他の送信アプリケーションに情報構造を XML バンドルとしてパブリッシングできます。詳細については、情報構造からのバンドルのパブリッシングを参照してください。