部品リストアイテム属性への部品属性のマッピング
関連付けられている SBOM から部品リストを作成して管理する場合、SBOM に含まれている部品については、結果として作成される部品リスト内に、対応する部品リストアイテムが存在していることが一般的です。部品リストアイテムの属性と同期化される部品の属性については、PartsListItemAttributeMappings XCONF ファイルに両者間のマッピングが存在している必要があります。
マッピングが存在する場合は、以下の操作を使用して、部品の属性を部品リストアイテムの属性にコピーできます。
• SBOM 部品から部品リストを作成する
• SBOM に変更を加えた後、「部品リストを更新」操作で部品リストを更新する
部品の Quantity 属性と部品リストアイテムの Quantity 属性とのマッピングは、デフォルトで提供されます。
管理者は、部品の属性と部品リストアイテムの属性の間にさらにマッピングを作成できます。
1. XCONF ファイルにアクセスする:
codebase/com/ptc/arbortext/windchill/partlist/PartsListItemAttributeMappings.properties.xconf
このファイルは、BOM 部品の属性と、部品、部品の親子関係、または部品マスターの属性との間のマッピングについて詳細を示します。示される内容には、部品の親子関係の「数量」属性と部品リストアイテムの「数量」属性との間の、デフォルトのマッピングが含まれています。
xconf ファイルを直接編集することはお勧めしません。後で製品をアップグレードすると、行ったすべての変更が失われます。
4. 属性マッピングは以下に示したフォーマットで宣言します。
<Property name="itemQuantity" default="quantity.amount,true"/>
この例では次のとおりです。
◦ name は結果部品リストアイテムの「数量」属性の内部名です。
◦ default はオリジナル部品の親子関係の「数量」属性の内部名です。
◦ true は、両方の部品リストの作成中および部品リストの更新中に、属性をコピーすることを確定するフラグです。「部品リストを更新」機能を使用するとき、SBOM の属性に対する変更を無視する場合は、このフラグを false に設定します。
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属性がデータのタイプによって適正にマッピングされていることを確認してください。ソースとターゲットのデータタイプが一致しない場合は、マッピングされた属性のデータタイプを「部品リストアイテム」属性へ変換する試みが実行されます。これが不可能な場合、属性値はマッピングされず、エラーがログに記録されます。
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5. XCONF ファイルを追加または更新し、メソッドサーバーを再起動してください。
xconf ファイル内にマッピングができた後、そのために作成される部品リストアイテムの属性として、元の BOM 部品の属性がレプリケーションされます。
部品リストアイテムが作成されたら、ユーザーはコピー済み属性の値を修正することができます。