キュープールと専用キューの併用
必要に応じて、キュープールと専用キューを併用できます。以下の例では、この併用について説明します。
1. wt.properties でキューの最大値を以下のように増やします。
wt.queue.max.processQueues=50
2. キュープールの有効化に必要な wt.properties を以下のように設定します。
wt.workflow.engine.userWorkPoolSize=10
wt.workflow.engine.propagationPoolSize=10
この変更後、ワークフロープロセスは WfUserWorkQueue キューまたは WfPropagationQueue キューに循環方式でジョブを入れます。キューの最初のタスクが開始し、キューの中のタスクが順番に処理され、再びキューの最初のタスクに戻ります。各キューにはジョブを処理するためのスレッドプールがあるため、この変更によって同じキューにおける複数のワークフロータスクを平行して処理できます。
3. WfUserWorkQueue および WfPropagationQueue の両方のキューの専用キューの有効化に必要な wt.properties の値を以下のように設定します。
wt.workflow.engine.dedicatedQueueMode=both
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値 both の代わりに、値 all を使用することもできます。結果は同じになります。
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