異なるバージョンの Windchill での NX 部品ファミリーのサポート
Windchill で NX 部品ファミリーがサポートされるようになりました。Windchill Workgroup Manager を 10.0 にアップグレードするときに、従来の (Windchill Workgroup Manager 9.0 以前の) 部品ファミリーのデータを、NX ファミリーテーブルに変換できます。必要な操作は、従来の部品ファミリーをワークスペースにチェックアウトして、もう一度チェックインするだけです。これにより、従来の NX 部品ファミリーが Windchill で NX ファミリーテーブル (ジェネリックとインスタンスの両方) に変換されます。
使用例は次のとおりです。
9.0 Windchill Workgroup Manager 以前のリリース:
1. Windchill に、a.prt、b.prt、および c.prt という 3 つの独立した CAD ドキュメントがあります。NX には、インスタンス b.prt および c.prt を持つジェネリック a.prt があります。
2. Windchill では、これらの CAD ドキュメントの間には何の関係もありません。
3. CAD ドキュメント a.prt の「詳細」ページでは、 > テーブルに何もリストされません。
Windchill Workgroup Manager 10.0 にアップグレードした後:
1. a.prt、b.prt、および c.prt をワークスペースに追加します。
2. a.prt を NX で開き、作業版数を作成します。
3. Windchill Workgroup Manager for NX は、Windchill で部品を NX ファミリーテーブル (ジェネリックとインスタンス) として表示します。
4. > テーブルの下のジェネリック部品 a.prt に、関連するインスタンス部品 (b.prt および c.prt) がリストされます。