不具合の照会や DTS システムに関する情報の収集などの一般的な通信では、アダプタの作成時に Windchill 管理者から付与される、管理者の資格証明が使用されます。

不具合を作成または編集するときの資格証明は、ユーザーが初めて不具合を作成または編集するときに付与されるユーザー資格証明です。これらの資格証明は、ユーザーの Windchill 資格証明と異なる場合があります。たとえば、資格証明 ID1 で Windchill に接続できるユーザーがいるとします。同じユーザーは ID2 を使用して Atlassian JIRA に接続できます。また、Windchill 管理者はアダプタを管理するときに ID3 を使用します。この場合、Atlassian JIRA マッピングファイルの検証は ID3 を使用して実行されます。ユーザーが ID 2 で接続している場合、Atlassian JIRA の不具合の作成と編集は ID2 を使用して実行されます。

追加の認証を行うことなく、Integrity から Bugzilla、Atlassian JIRA、および Windchill Integrations for Embedded Software に自動接続したり、リモート不具合に関連する情報を Integrity、Bugzilla、および Atlassian JIRA でサーチしたりできます。この認証メカニズムを使用して、セカンドパーティまたはサードパーティの不具合トラッキングシステムからユーザー名まで不具合修正履歴をトラッキングできます。

Windchill Integrations for Embedded Software との対話を必要とする操作の間に不具合トラッキングシステムが停止した場合は、エラーメッセージが表示されます。