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Windchill スケジューラ
Windchill スケジューラは、特定のタスクを実行するスケジュールを設定するために、異なる Windchill サービスで使用される内部サービスです。タスクは 1 回だけ、または定期的に実行できます。さらに、指定した時間に実行されるようにスケジュールしたり、スケジューリングが終了後すぐに実行したりすることも可能です。一般的なスケジュールタスクには、外部ボルトやコンテンツレプリケーションがあります。
スケジュール指定されたタスクは Windchill キューサービスを使用して実行されるので、バックグラウンド処理が可能です。たとえば、バックグラウンドメソッドサーバーを使用する場合、スケジュール指定されたタスクはそのサーバー内で実行されます。
Windchill スケジューラサービスは、実行された各タスクのログを、現在および過去のステータス情報が含まれる履歴オブジェクトに記録します。たとえば、リボルトをスケジュール指定し、スケジュールアイテムを選択して「ログ」をクリックすると、履歴オブジェクトによって提供されるデータが「リボルト履歴」ウィンドウに表示されます。
Windchill スケジューラによる履歴アイテムの自動除去
Windchill スケジューラにより、指定した日数より古い履歴アイテムが定期的に除去されます。たとえば、古い履歴アイテムは、「リボルト履歴」ウィンドウおよび「コンテンツレプリケーションジョブ」ウィンドウに表示されなくなり、それらに関するデータも保存されません。
「wt.properties」ファイルの以下のプロパティは、履歴アイテムの削除処理および有効期間を制御します。
プロパティ
説明
wt.scheduler.purgeHistoryItems
履歴アイテムを定期的に削除するかどうかを指定します。この値は true または false です。この値が true の場合は削除が有効になり、false の場合は削除が無効になります。
wt.scheduler.purgeHistoryItemsInterval
履歴アイテムのクリーンアップ操作間の日数を指定します。
wt.scheduler.purgeHistoryItemsOlderThan
パージするアイテムの経過日数を指定します。デフォルトは 30 日です。
その他のプロパティ
Windchill スケジューラの操作に関連するその他のプロパティは以下のとおりです。
プロパティ
説明
wt.scheduler.verbose
Windchill スケジューラを詳細モードで実行するかどうかを指定します。デフォルトは false です。
wt.scheduler.log.properties
Windchill スケジューラ固有のプロパティを起動時に出力するかどうかを指定します。