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分散インストール - 3 台のマシン
3 台のマシンの分散インストールのシナリオでは、ホストコンポーネントは 1 台目のマシンにインストールされ、ゲートウェイサーバーは 2 台目のマシンにインストールされ、Windchill ソリューションは 3 台目のマシンにインストールされます。PSI は、次の順序で 3 回実行されます。
1. Windchill Business Reporting ホストコンポーネントのインストール
2. Gateway サーバーをインストール
3. Windchill ソリューションのインストール
Windchill Business Reporting ホストコンポーネントのインストール
インストール可能なソリューションのリストから、「スタンドアロンの製品またはコンポーネント」チェックボックスをオンにします。
次のスタンドアロンの製品またはコンポーネントのオプションから選択します。
* 
「Oracle 設定」および「SQL Server の構成」が選択されていない場合、データベースおよび関連するユーザーがすでに存在すると見なされます。データベース情報画面で、その情報を入力します。
オプション
デフォルト
説明
Oracle 設定
未選択
このインストールシナリオで Oracle データベースを設定する場合、このオプションを選択します。このオプションでは、必要に応じて以下を選択します。
「データベースを作成」- デフォルトで選択されています。
* 
PSI を使用して Oracle データベースを作成する際には、データベースソフトウェアをインストールしたユーザーとして、または root ユーザーとして PSI を起動できます。
「Windchill データベースユーザーアカウントを作成」- デフォルトで選択されています。
「Windchill Business Reporting データベースユーザーアカウントを作成」- デフォルトでは選択されていません。このチェックボックスを選択すると、新しいデータベースユーザーが作成されます。既存のデータベースユーザーを使用するには、選択しないでそのままにしておきます。
SQL Server Configuration
未選択
このインストールシナリオで SQL Server データベースを設定する場合、このオプションを選択します。このオプションでは、必要に応じて以下を選択します。
デフォルトで選択。
「Windchill Business Reporting データベースとユーザーを作成」- デフォルトでは選択されていません。このチェックボックスを選択すると、新しいデータベースとユーザーが作成されます。既存のデータベースとユーザーを使用するには、選択しないでそのままにしておきます。
Windchill Business Reporting
未選択
Windchill Business Reporting コンポーネントで、このオプションを選択します。このオプションでは、次のように選択します。
「ホストコンポーネントをインストール」- ホストをインストールする場合、このオプションを選択します。お使いのインストールに該当するオプションを、次の中から必ず 1 つ選択します。
SQL サーバーのデータベースを設定
「Gateway サーバーをインストール」- このオプションは選択解除します。
次のインストールディレクトリ情報を入力します。
オプション
デフォルト
説明
Windchill Business Reporting のインストールディレクトリ
<ベースインストールディレクトリ>\Reporting
ホストコンポーネントがインストールされている場所。
* 
PTC Windchill Business Reporting のインストールディレクトリは空でなければなりません。そうでない場合、Cognos のインストールは失敗します。
次のデータベース情報を入力します。「Windchill Business Reporting データベースユーザーアカウントを作成」オプションを選択した場合、または「Windchill Business Reporting データベースとユーザーを作成」チェックボックスが以前にスタンドアロン製品またはコンポーネントオプションスクリーンにあった場合、これらのフィールドに入力された値を使用してユーザーが作成されます。それ以外の場合は、既存のデータベースユーザーの値を入力します。
オプション
説明
データベースユーザーアカウントの Windchill Business Reporting Oracle データベースユーザー名
または
データベースユーザーアカウントの Windchill Business Reporting SQL Server データベースユーザー名
Windchill Business Reporting データベースユーザーのユーザー名。
データベースユーザーアカウントの Windchill Business Reporting Oracle データベースユーザーパスワード
または
データベースユーザーアカウントの Windchill Business Reporting SQL Server データベースユーザーパスワード
Windchill Business Reporting データベースユーザーのパスワード。
データベースユーザーアカウントの Windchill Business Reporting Oracle データベースユーザーパスワードの確認
または
データベースユーザーアカウントの Windchill Business Reporting SQL Server データベースユーザーパスワードの確認
前のフィールドに入力したパスワードを再入力して確認します。このフィールドは、「オプションの製品」画面で「Windchill Business Reporting データベースユーザーアカウントを作成」または「Windchill Business Reporting データベースとユーザーを作成」オプションが選択された場合にのみ表示されます。
お使いの設定に適した LDAP 設定を指定します。詳細については、LDAP の設定の入力を参照してください。
次のオプションの製品設定を指定します。
オプション
デフォルト
説明
Windchill Business Reporting Gateway マシンの DNS 登録ホスト名
local machine
ゲートウェイサーバーがインストールされる場所。ゲートウェイサーバーのインストール時にこの場所を使用します。
Windchill Business Reporting Gateway マシンの Web サーバーポート
80
ゲートウェイサーバーがホストコンポーネントと通信するために開くポート。ゲートウェイサーバーのインストール時にこの場所を使用します。
Windchill Business Reporting ホストの接続ポート
9300
Windchill Business Reporting ホストによって使用され、Windchill Business Reporting ゲートウェイと通信するホスト
Gateway サーバーをインストール
インストール可能なソリューションのリストから、「スタンドアロンの製品またはコンポーネント」チェックボックスをオンにします。
次のスタンドアロンの製品またはコンポーネントのオプションから選択します。
* 
「Oracle 設定」および「SQL Server の構成」が選択されていない場合、データベースおよび関連するユーザーがすでに存在すると見なされます。データベース情報画面で、その情報を入力します。
オプション
デフォルト
説明
Oracle 設定
未選択
このインストールシナリオで Oracle データベースを設定する場合、このオプションを選択します。このオプションでは、必要に応じて以下を選択します。
「データベースを作成」- デフォルトで選択されています。
* 
PSI を使用して Oracle データベースを作成する際には、データベースソフトウェアをインストールしたユーザーとして、または root ユーザーとして PSI を起動できます。
「Windchill データベースユーザーアカウントを作成」- デフォルトで選択されています。
「Windchill Business Reporting データベースユーザーアカウントを作成」- デフォルトでは選択されていません。このチェックボックスを選択すると、新しいデータベースユーザーが作成されます。既存のデータベースユーザーを使用するには、選択しないでそのままにしておきます。
SQL Server Configuration
未選択
このインストールシナリオで SQL Server データベースを設定する場合、このオプションを選択します。このオプションでは、必要に応じて以下を選択します。
デフォルトで選択。
「Windchill Business Reporting データベースとユーザーを作成」- デフォルトでは選択されていません。このチェックボックスを選択すると、新しいデータベースとユーザーが作成されます。既存のデータベースとユーザーを使用するには、選択しないでそのままにしておきます。
Windchill Business Reporting
未選択
Windchill Business Reporting コンポーネントで、このオプションを選択します。このオプションでは、次のように選択します。
「ホストコンポーネントをインストール」- このオプションは選択解除します。
「Gateway サーバーをインストール」- ゲートウェイサーバーをインストールする場合、このオプションを選択します。また、PSI によってローカル を自動的に設定するには、「Gateway のローカル HTTP サーバーを設定」HTTP Serverチェックボックスもオンの状態である必要があります。
次のインストールディレクトリ情報を入力します。
オプション
デフォルト
説明
PTC HTTP Server のディレクトリを選択
ローカル HTTP Server の場所をブラウズします。
このフィールドは、「スタンドアロンの製品またはコンポーネント」画面で「PTC HTTP Server」チェックボックスをオフにした場合に表示されます。
PTC HTTP Server のインストールディレクトリ
<ベースインストールディレクトリ>\HTTP Server
HTTP Server がインストールされる場所。
このフィールドは、「スタンドアロンの製品またはコンポーネント」画面で「PTC HTTP Server」チェックボックスをオフにした場合に表示されます。
Windchill Business Reporting のインストールディレクトリ
<ベースインストールディレクトリ>\Reporting
ゲートウェイサーバーがインストールされている場所。
次に示す「Web サーバーおよびサーブレットエンジンの設定」情報を入力します。
オプション
デフォルト
説明
HTTP ポート番号
この値は、ホストのインストール時に「Windchill Business Reporting Gateway マシンの Web サーバーポート」フィールドに入力した値と一致する必要があります。
お使いの設定に適した LDAP 設定を指定します。詳細については、LDAP の設定の入力を参照してください。
次のオプションの製品設定を指定します。
オプション
デフォルト
説明
Windchill Business Reporting ホストインストールのマッピングされた場所 (ローカルインストールの場合は空のままにしてください)
ホストインストールにマッピングされたドライブ。ホストマシンのホストインストール先は、Windchill ソリューションがインストールされたマシンの読み取り/書き込みアクセス許可で共有する必要があります。次に、Windchill ソリューションがインストールされたマシンで、その共有されたホストインストールに場所をマッピングします。
* 
この手順は、インストールを続行する前に完了する必要があります。
Windchill Business Reporting ホストの DNS 登録ホスト名
local machine
この値は、ホストコンポーネントがインストールされたマシンと一致する必要があります。
Windchill Business Reporting ホストの接続ポート
9300
Windchill Business Reporting ホストによって使用され、Windchill Business Reporting ゲートウェイと通信するホスト
この値は、ホストコンポーネントのインストール時に入力された値と一致する必要があります。
Windchill ソリューションのインストール
Windchill ソリューションのインストール時には、次の Windchill Business Reporting 関連の選択内容を確認してください。
「オプションの製品」画面では、「Windchill Business Reporting」を選択しないでください。
製品選択のサマリー画面で、次のように製品機能を設定します。
オプション
デフォルト
説明
Windchill を Business Reporting 用に設定
未選択
このフィールドを選択すると、Windchill Business Reporting に対して Windchill Services が適切に設定されます。
次の「データローダーの設定」を設定します。
オプション
デフォルト
説明
ベースデータを読み込み
選択済み
Windchill Business Reporting の定義済みレポートを含むベースデータセットを読み込みます。インストール後に特定の手動による設定が必要ないように、このオプションを選択したままにすることを強くお勧めします。
お使いの設定に適した LDAP 設定を指定します。詳細については、LDAP の設定の入力を参照してください。
次の管理設定を Windchill Business Reporting に設定します。
オプション
デフォルト
説明
Windchill Business Reporting 管理者ユーザー ID
wbradmin
このユーザーは、Windchill Business Reporting の管理権限を持っていますが、Windchill 管理者ではありません。このユーザーは、「LDAP 設定」画面の「管理ユーザーの基本識別名」オプションで指定されたリポジトリで作成されます。
Windchill Business Reporting 管理者ユーザーパスワード
Windchill Business Reporting 管理ユーザーのパスワードを入力します。
管理者ユーザーのパスワードの確認
指定したパスワードを再入力して確認します。
次のオプションの製品設定を指定します。
オプション
デフォルト
説明
Windchill Business Reporting Gateway マシンの DNS 登録ホスト名
local machine
ゲートウェイサーバーがインストールされた場所。
Windchill Business Reporting Gateway マシンの Web サーバーポート
80
ゲートウェイサーバーがホストコンポーネントと通信するために開くポート。
Windchill Business Reporting ホストインストールのマッピングされた場所 (ローカルインストールの場合は空のままにしてください)
ホストインストールにマッピングされたドライブ。ホストマシンのホストインストール先は、Windchill ソリューションがインストールされたマシンの読み取り/書き込みアクセス許可で共有する必要があります。次に、Windchill ソリューションがインストールされたマシンで、その共有されたホストインストールに場所をマッピングします。
* 
この手順は、インストールを続行する前に完了する必要があります。
Windchill Business Reporting ホストの DNS 登録ホスト名
local machine
この値は、ホストコンポーネントがインストールされたマシンと一致する必要があります。
Windchill Business Reporting ホストの接続ポート
9300
Windchill Business Reporting ホストによって使用され、Windchill Business Reporting ゲートウェイと通信するホスト
この値は、ホストコンポーネントのインストール時に入力された値と一致する必要があります。
Reporting ホストが認識している Windchill Business Reporting の場所
ホストコンポーネントが認識している Windchill Business Reporting のインストール場所。