Windchill Business Reporting

Windchill ソリューションと一緒に Windchill Business Reporting (WBR) をインストールする場合、WBR コンポーネント、ホスト、およびゲートウェイサーバーを Windchill ソリューションと同じマシンにインストールする、複数のマシンに分散してインストールおよび設定するかを決定する必要があります。

• 分散シナリオを選択した場合、インストール後の手動の設定手順を避けるには、適切な順序で PTC ソリューションインストーラ (PSI) を各マシンで実行する必要があります。

• 既存のインストールを更新して Windchill Business Reporting を含める場合、インストーラを正常に実行するには、最初に Cognos の以前のインストールをアンインストールしてマシンを再起動する必要があります。このステップは Cognos バージョンが変更された場合にのみ必要です。

• ローカルインストール - ホスト、ゲートウェイサーバー、および Windchill ソリューションを 1 台のマシンにインストールします。

◦ 2 台のマシン - ホストを 1 台のマシンにインストールし、ゲートウェイサーバーと Windchill ソリューションを 2 台目のマシンにインストールします。

◦ 3 台のマシン - ホストを 1 台のマシンにインストールし、ゲートウェイサーバーを 2 台目のマシンに、Windchill ソリューションを 3 台目のマシンにインストールします。PSI は、最初にホストをインストールするために実行し、次にゲートウェイサーバーをインストールするために実行します。最後に Windchill をインストールするために実行します。

クラスタ環境では Windchill Business Reporting もサポートされます。詳細については、高度な展開の検討事項を参照してください。

以下の図に示すように、WBR ホストとゲートウェイサーバーを Windchill ソリューションと同じマシンにインストールする場合、PTC ソリューションインストーラを実行するのは 1 回だけで、コンポーネントが適切な順序で自動的にインストールされます。

以下の図に示すように、WBR ゲートウェイサーバーと Windchill ソリューションをインストールするマシンとは別のマシンに WBR ホストをインストールする場合、PSI を 2 回実行します。最初にホストをインストールするために実行し、次にゲートウェイサーバーと Windchill ソリューションをインストールするために実行します。

以下の図に示すように、WBR ホスト、ゲートウェイサーバー、および Windchill ソリューションを別々のマシンにインストールする場合、PSI を 3 回実行する必要があります。PSI は、最初にホストをインストールするために実行し、次にゲートウェイサーバーをインストールするために実行します。最後に Windchill ソリューションをインストールするために実行します。

• Windchill Directory Server コンポーネントのインストールを開始する前に、Windchill Business Reporting がインストールおよび設定済みである必要があります。

• Red Hat Linux 6.X/7.X に Windchill Business Reporting をインストールする場合、Windchill Business Reporting をインストールする前にシステムライブラリファイルをインストールする必要があります。

• アンチウィルスソフトウェアとファイアウォールが有効になっている状態で Windchill Business Reporting をインストールしようとすると、インストールを完了するまでにかかる時間が著しく長くなる可能性があります。一時的にアンチウィルスソフトウェアとファイアウォールを無効にすると、インストールのパフォーマンスが向上し、所要時間が短縮されます。