Windchill スキーマでの Oracle Advanced Compression の実装
Oracle Advanced Compression は、アプリケーション内のあらゆるタイプのデータ、バックアップ、およびネットワークトラフィックを透過的に圧縮する包括的データ圧縮機能を提供します。Oracle Advanced Compression で OLTP ワークロードを対象としたテーブル圧縮が行われ、これによってストレージ消費が減ってクエリーのパフォーマンスが向上するとともに、書き込み時に発生するパフォーマンスのオーバーヘッドを最小限にとどめることができます。
Oracle Advanced Compression Option (ACO) を使用するには、Enterprise Edition データベースライセンスの上位にある別のライセンスが必要です。中核データベース製品には含まれていません。必要なライセンスに関する情報を確認するには、Oracle の営業担当者にお問い合わせください。
Windchill をインストールした後、任意のタイミングで次のスクリプトを Windchill データベースユーザーとして実行することで、すべての Windchill スキーマテーブルで Oracle Advanced Compression を有効にできます。
<Windchill>/db/sql/oracle/activate_oracle_adv_compression.sql
ここで、<Windchill> はお使いの Windchill ソリューションのインストール場所です。
この機能を特定のテーブルを選択して有効にするには、次のステートメントを使用します。
ALTER TABLE <TABLE_NAME> MOVE COMPRESS FOR OLTP;
ALTER TABLE MOVE により、パーティションまたはテーブルのあらゆるインデックスが無効になります。これらのインデックスは、ALTER TABLE MOVE を実行した後に次のステートメントを使用して再構築する必要があります。
ALTER INDEX <INDEX_NAME> REBUILD;
Oracle Advanced Compression の詳細については、次のリンクを参照してください。