管理者の設定
Windchill ソリューションの使用を開始する前に、ソリューションに必要な最低限の管理者を設定する必要があります。使用できる管理者のタイプは、インストールされている Windchill ソリューションによって異なります。
インストール済みの Windchill ソリューションごとに、管理者グループが定義されます。初期状態では、インストール時に入力された管理ユーザー (wcadmin など) だけがメンバーです。デフォルトでは、管理者グループのメンバーはすべての Windchill オブジェクトを制御する権限を持ち、通常、システムまたはサイト管理者と呼ばれます。
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サイト管理者を使用してコンテキストまたはチームを管理する場合、これらのタスクのために 2 番目のサイト管理者を作成して Windchill のパフォーマンスを向上させる必要があります。詳細については、 サイト管理者の設定を参照してください。
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使用できる管理者の追加タイプは以下のとおりです。
• 組織管理者は特定の組織を管理します。
• 製品マネージャは特定の製品を管理します (Windchill PDMLink、Arbortext Content Manager、Pro/INTRALINK)。
• ライブラリマネージャは特定のライブラリを管理します (Windchill PDMLink、Arbortext Content Manager、Pro/INTRALINK)。
• プロジェクトマネージャは特定のプロジェクトを管理します (Windchill ProjectLink)。
• プログラムマネージャは特定のプログラムを管理します (Windchill ProjectLink)。
• 共有チームマネージャは、特定の共有チームを管理し、共有チームを使用するコンテキストの管理権限を持ちます。
デフォルト設定では、2 つの LDAP ディレクトリサービスノードがあります。管理ユーザーは、管理 LDAP ノードにあります。LDAP サービスの詳細については、
LDAP ディレクトリサービスの使用を参照してください。
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通知の電子メールメッセージを送信する場合、一部のメールサーバーでは、電子メールメッセージの 「差出人」ヘッダーに有効な電子メールアドレスを指定する必要があります。 Windchill ソリューションでは、 wt.properties ファイルの wt.mail.from プロパティと wt.notify.notificationSenderEmail プロパティに基づいて、電子メールメッセージの送信時に 「差出人」アドレスが自動的に設定されます有効な Windchill ユーザーへのこれらのプロパティの設定は、ソリューションのインストール後に手動で行われています。これが行われていない場合に 管理者またはその他の認証されたユーザーの電子メールアドレスにこれらのプロパティを設定する方法については、送信者の電子メールアドレスの設定 Windchillを参照してください。
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「管理者」グループで定義されたサイト管理ユーザーは、
「サイト」および
「組織」タブにあるリンクを使用できます。
> の順に選択すると、「サイト管理者」テーブルが表示されます。このテーブルで、ユーザーを「管理者」グループに追加できます。
また、システム監視権限を
「管理者」グループでない Windchill ユーザーのグループに与えることができます。これらのユーザーのユーザー名を wt.util.jmx.AccessUtil.siteAdministrators プロパティにリストすることで、ユーザーが
「システム設定コレクター」ページ、
「サーバーステータス」ページ、および
「監視ツール」ページにアクセスできるようになります。これらのユーザーは JMX-Administrators リストにも含めて、送付される JMX 電子メール通知およびエンドユーザーエラーレポートの電子メールを自動的に受信できるようにします。JMX-Administrators リストおよび wt.util.jmx.AccessUtil.siteAdministrators プロパティの詳細については、
JMX 環境の設定を参照してください。
以下のセクションでは、各 Windchill ソリューションでの管理者の詳細と、管理者の追加方法を説明します。