プロジェクトの作成
新しいプロジェクトまたはプログラムを作成するには、
プロジェクトまたはプログラムテーブルに移動します。「新規プログラム」アイコン
をクリックするか、「新規プロジェクト」アイコン
をクリックします。
「新規プロジェクト」または「新規プログラム」ウィンドウが開き、次のオプションが表示されます。
1. サイトで複数のプロジェクトまたはプログラムのタイプが定義されている場合、「タイプ」ドロップダウンメニューが表示されます。作成するプロジェクトのタイプを選択します。これにより、その他の属性を有効にするかどうかを決定します。
2. 「検索」をクリックして共有チームを見つけ、「共有チーム」フィールドにチーム名を入力します。このフィールドから共有チーム名を除去するには、「クリア」をクリックします。
◦ このフィールドは必須ではありません。空白のままにして、プロジェクトを作成した後にチームメンバーを選択できます。
◦ この「共有チーム」フィールドは、組織に共有チームが定義されている場合にのみ表示されます。
◦ 共有チームを選択する場合、選択できるのは 1 つだけです。
◦ プロジェクトチームにチームの役割やメンバーを追加するオプションを表示するには、「このコンテキストにおける役割およびメンバーのローカルでの追加を許可する」をオンにします。このチェックボックスをオンにできるのは、共有チームがそのように設定されている場合だけです。
3. 以下のフィールドでオプションを設定します。
名前 | プロジェクトの一意の名前を入力します。最大 200 文字まで入力できます。 | / \ : * ? < > | " , の各文字を使用できるかどうかは、 > プリファレンスで指定します。 デフォルトでは、このプリファレンスは「はい」に設定されており、これらの文字は使用できません。 |
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テンプレート | テンプレートでは、プロジェクトのデフォルトのオブジェクトを定義します。コンテキストテンプレートの作成と管理は、組織およびサイト管理者が行います。プロジェクトが作成された後でテンプレートを変更することはできませんが、必要に応じてオブジェクトとフォルダを修正できます。企業は業務プロセスに応じた追加のテンプレートを定義できます。詳細については、 コンテキストテンプレートについてを参照してください。 | Windchill の以前のバージョンからクラシックプロジェクトテンプレートを使用してプロジェクトを作成すると、新しく作成したプロジェクトでも以前のリリースの機能が維持されます。プロジェクト計画タイプの違いに関する詳細は、 プロジェクトタイプの変換を参照してください。 |
| 共有チームを使用するときに、選択したテンプレートに共有チームへの参照が含まれている場合は、選択した共有チームがテンプレートで指定されている共有チームよりも優先されます。テンプレートで参照されている共有チームのすべての共有チーム役割およびメンバー (該当する場合) は、「共有チーム」フィールドで選択した共有チームの役割およびメンバーで上書きされます。 | 別の Windchill 環境からインポートされたテンプレートを使用してプロジェクトを作成することはできません。 |
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説明 | プロジェクトの概略を入力します。最大 4,000 文字まで入力できます。 |
オーナー | プロジェクトの実行について責任を負うユーザーを識別します。デフォルトでは作成者です。オーナーは、プロジェクトの作成時に組織内から別のオーナーを選択するか、プロジェクトを編集することで、後から変更できます。チームメンバー以外のユーザーをオーナーとして追加すると、自動的にそのユーザーがチームに追加されます。 |
フェーズ | プロジェクトの成熟度を示すフェーズを選択します。フェーズは、情報提供のみを目的としたものであり、プロジェクトまたはプログラムの特有の機能やアクセス制御機能にはリンクされません。 |
プライベートアクセス | プロジェクトを誰が表示しアクセスできるかを制御する初期定義を設定します。 • 「デフォルト」 - 組織管理者によって設定されているデフォルトのアクセス規則。 • 「プロジェクトのメンバーのみ」- チームメンバーだけがプロジェクトを表示しアクセスできます。 | プロジェクトに共有チームを割り当てると、この属性はオーバーライドされます。 |
その他のオプションが表示された場合、管理者によって組織固有のカスタムアクセスレベルが作成されています。 |
参加要請メッセージ | プロジェクトへの参加をチームメンバーに要請するときに提示する情報を入力します。最大 4,000 文字まで入力できます。 | 参加要請は、プロジェクトに新しいローカルメンバーが追加されるたびにそのローカルメンバーに送信されます。参加要請は、共有チームメンバーには送信されません。 プロジェクトを編集して、参加要請を編集できます。また、 メンバーテーブルから編集することもできます。 |
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番号 | プロジェクトを一意に識別する、自動生成された番号。この番号は、会社の慣習に合うように修正できます。たとえば、財務報告システムで使用される組織番号を参照できます。 |
カテゴリ | このプロジェクトに最もよく当てはまるビジネスカテゴリを選択します。カテゴリは後で大量のプロジェクトの並べ替えやフィルタリングを行うときに利用できます。 |
ビジネス単位 | このプロジェクトの分野を最も適切に表す部門の名前を入力します (コンシューマーエレクトロニクス部門、セールス部門など)。 |
サイト | プロジェクトを管理する特定の市やオフィスがある場合は、その場所を入力します。 |
予算 | プロジェクトに配分された正確な金額または予定の金額を入力します。 |
範囲 | プロジェクトの範囲の概略を入力します。最大 4,000 文字まで入力できます。後でプロジェクトの「詳細」ページから範囲を記述した特定のドキュメントにリンクできます。範囲では通常、次を指定します。 • 作業に含まれるものは何か • 作業に含まれないものは何か • 作業には、製品または作業に対する変更を実施するためのどのようなプロセスが含まれるか |
プログラムを作成する際に、次のフィールドは表示されません。これらのフィールドが表示されるのは、Windchill PDMLink または Arbortext Content Manager が Windchill ProjectLink とともにインストールされている場合だけです。
共有フィルタ | 共有フィルタにより、共有オブジェクトで同期ずれまたは同期の例外がいつ発生したかが判断されます。デフォルトのフィルタ (「最新」コンフィギュレーション仕様) を使用するには、このフィールドを空白のままにします。後でプロジェクト属性を編集し、異なる共有フィルタを選択できます。 |
共有を同期化 | 次のいずれかのオプションを選択します。 • 「スケジュールされた同期化」- 共有オブジェクトを自動的に同期化します。 • 「手動同期化のみ」- 同期していない共有オブジェクトを手動でのみ同期化します。 スケジュールされた同期化を使用している場合、共有オブジェクトは管理者が設定した時間に毎日自動的に同期化されます。詳細については、 共有オブジェクトの同期化を参照してください。 |
同期化ユーザー | スケジュールされた同期化を実行するユーザーを選択します。これはプロジェクトのオーナーか、「Project Synchronization Users」グループに追加されているユーザーです。 ユーザーを選択するのは、適用されるアクセス許可を決定するためです。そのユーザーが必要なアクセス許可を持つオブジェクトだけが同期化されます。スケジュールされた同期化に含まれないオブジェクトであっても、適切なアクセス権があるユーザーが手動で更新できます。 |
4. 次のオプションを選択します。
◦ ほかのプロジェクトやプログラムへの共有許可
プロジェクトに保存したデータを、ほかのプロジェクトやプログラムで使用できます。詳細については、
プロジェクト間での共有を参照してください。
◦ 同期していない共有オブジェクトを特定
該当する場合、同期していない共有インジケータ
が
「フォルダコンテンツ」テーブルに表示されます。ソースオブジェクトが変更されると共有オブジェクトは同期ずれ状態になり、共有フィルタ基準に従って古いと見なされます。その他のプロジェクト、プログラム、ライブラリ、製品のオブジェクトをプロジェクトで共有できます。詳細については、
コンテキスト間でのデータの交換を参照してください。
◦ プロジェクトを開始し、チームに参加要請を送信
プロジェクトを作成 (「OK」をクリック) した後すぐに開始する必要があります。開始後、電子メールで参加要請がチームメンバーに送信されます。
このチェックボックスをオフにした場合、プロジェクトの「詳細」ページに移動して > を選択し、プロジェクトを手動で開始する必要があります。
◦ 実行制御
▪ 「プロジェクトの実行を手動で制御」- 計画アクティビティおよびマイルストーンをプロジェクトの任意の時点で作成し、編集できます。期限、期間、開始日、終了日は必要に応じて変更できます。
▪ 「アクティビティを自動実行しタスクを自動配信」- アクティビティは、優先順位と日付の制約に基づいて開始され、タスクと通知が自動的に開始されます。
| 「実行制御」オプションは、プロジェクトで作成されるデフォルトの計画に適用されます。作成後、この選択を変更することはできません。 ただし、別の実行タイプを使用して、追加のプロジェクト計画を後で作成できます。詳細については、 計画および 計画の作成を参照してください。 |
◦ 成果物をプロジェクトアクティビティにリンク
関連付けられたアクティビティと成果物が依存関係を持つことを示します。詳細については、成果物とアクティビティの関連付けを参照してください。
| プロジェクトの作成後は、このオプションは編集できません。 |
5. 「OK」をクリックします。
作成後、プロジェクトの作業で実行する次の手順は、選択したテンプレートによって異なります。テンプレートの変更はできませんが、プロジェクトの属性は後で編集できます。詳細については、
プロジェクトの編集を参照してください。