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基本的なアクティビティの計算例
次の例では、同じアクティビティの情報を入力するための 3 とおりの方法と、それぞれにスケジュール作成の計算式がどのように適用されるかを説明します。詳細については、アクティビティのスケジュール計算を参照してください。
作業時間の入力とリソースの割当
この例では、アクティビティを作成し、最初に作業時間を入力してリソースを割り当てます。
次のフィールドに基づき、期間が計算されます。
両方のリソースが 1 日 8 時間の標準作業を行うと想定します。
アクティビティにリソースの単位 25 を割り当てたため、各リソースはプロジェクトに 1 日の 25% を費やす必要があります。つまり、各リソースは 1 日 2 時間をアクティビティの作業に費やし、1 日の作業時間は合計 4 時間となります。

期間 = 20 (時間) ÷ 4 (1 日の作業時間)
その結果、アクティビティのスケジュールは 5 日と設定されます。
フィールド
入力
結果
期間
<計算済み>
5 日
リソースの単位
リソース A[25%]、リソース B[25%]
リソース A[25%]、リソース B[25%]
作業時間
20 時間体制
20 時間体制


期間の入力とリソースの割当
この例では、同じアクティビティを作成します。ただし、今回はリソースと期間を最初に入力します。
2 人のリソースそれぞれにリソースの単位 25 を割り当て、アクティビティの期間を 5 日とします。つまり、リソースの 1 日の作業時間は合計 4 時間で、完了に 5 日かかります。

作業 = 5 (日数) * 4 (1 日の作業時間)
その結果、アクティビティの作業時間は 20 時間としてスケジュールされます。
フィールド
入力
結果
期間
5 日
5 日
リソースの単位
リソース A[25%]、リソース B[25%]
リソース A[25%]、リソース B[25%]
作業時間
<計算済み>
20 時間体制
作業時間と期間の入力
最後に、同じアクティビティを作成しますが、作業と期間を最初に入力します。
この例では、期間が 5 日で、作業時間が 20 時間のアクティビティを作成します。複数のリソースが割り当てられているため、アクティビティの計算は複数の段階に分けて行う必要があります。
最初の計算では、1 日あたりの必要な作業時間数を決定します。

リソースの単位 (1 日の作業時間) = 20 (時間) ÷ 5 (日数) = 4 時間/日
このアクティビティを達成するには、1 日 4 時間の作業を完了する必要があります。次に、割当済みのリソースに対して作業を均等に割り振ります。この例の場合は、2 つのリソースがあります。

リソースあたりの時間数 = 4 (時間) ÷ 2 (リソース) = リソースごとに 1 日あたり 2 時間
リソース A とリソース B はそれぞれ 1 日 8 時間を作業に充てるので、次の式が適用されます。

リソースあたりのリソースの単位 = 2 ÷ 8 (営業日の営業時間数) = 0.25 * 100 % = 25 %
その結果、各リソースに 25 単位が割り当てられます。
フィールド
入力
結果
期間
5 日
5 日
リソースの単位
<計算済み>
リソース A[25%]、リソース B[25%]
作業時間
20 時間体制
20 時間体制