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管理クライアントでの参加者のサーチ
以下の管理クライアントは、参加者 (「ユーザー」、「グループ」、および「組織」) のサーチに、共通のインタフェースを使用します。
「ポリシー管理」- ポリシー規則を操作する場合に、規則の適用対象となる参加者を選択します。
「ライフサイクルテンプレート管理」- 詳細なライフサイクルテンプレートを定義する際に、そのライフサイクルテンプレートに定義された役割の構成者として参加者を選択できます。
「チーム管理」- チームテンプレートでチームを定義する際に、役割の構成者として参加者を選択できます。
「ワークフローテンプレート管理」- アクティビティを定義する際に、割り当てられた各アクティビティを実行する参加者を選択できます。
これらの管理クライアントで、ユーザー、グループおよび組織を検索できるかどうかは、管理者のアクセス許可と、検索対象の各サービス内で使用されるサーチ範囲によって決まります。サーチを実行する管理者には、サーチ結果を表示するために参加者の「読み取り」アクセス許可が必要です。
サービスのデフォルトのサーチ範囲は、ユーザーおよび組織の検索に使用されます (つまり、サービスの JNDI アダプタに設定されたサーチ範囲)。
管理クライアントには、ユーザー定義のグループを表示できます。選択されたディレクトリサービスのサーチ範囲によって表示されるグループが異なります。詳細については、LDAP ディレクトリサービスの使用を参照してください。
参加者サーチウィンドウ内でユーザー、グループ、組織を表示する方法は、参加者サーチプロパティの設定によって決まります。プロパティの設定によって、検索が絞り込まれ、サーチ結果には特定の特性を持つ参加者が返されます。wt.properties ファイルで以下のプロパティ値を設定すると、参加者サーチウィンドウが表示されたときに、使用可能なすべてのグループまたは組織が自動入力されるように、インタフェースの動作を変更できます。
Windchill プロパティファイル内のプロパティの追加、除去、修正については、xconfmanager ユーティリティについてを参照してください。
サーチプロパティには以下のものがあります。
プロパティ名
Properties.html
サーチプロパティ機能
説明
Max Count
com.ptc.netmarkets.userSearch.maxCount 
最大の結果数を定義します。
サーチから返される結果数を制御します。デフォルトでは 50 に設定されているので、結果として返される参加者の数は最大 50 です。
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グループまたは組織が多い場合、「参加者」ウィンドウへの自動入力に長い時間がかかる場合があります。グループまたは組織が少なくないかぎり、Max Count プロパティにはデフォルトの設定を使用するようにしてください。
LDAP クエリー制限
wt.org.LdapQueryLimit
LDAP クエリーの使用の際に Windchill が要求できる結果サイズの最大値を定義します。
LDAP が Windchill に送る結果の数を制御します。このプロパティを 0 に設定すると、内部的に設定済みの LDAP 値が使用されます (通常は 20000)。内部的に設定済みの LDAP 値より低い値をプロパティに設定した場合は、このプロパティ値が使用されます。内部的に設定済みの LDAP 値より高い値をプロパティに設定した場合は、LDAP 設定値が使用されます。実際にユーザーに返される結果は com.ptc.netmarkets.userSearch.maxCount プロパティにより影響される場合があります。
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ユーザーの属する組織が LDAP との通信を制限する必要がある場合、または多数の結果を返す可能性がある許容幅の広いサーチ基準を使用する必要がある場合は、デフォルト値の 0 以外の値を使用することを推奨します。
Required Character Search
com.ptc.netmarkets.participantPicker.requiredCharacterSearch
必須の最小文字数を定義します。
サーチを開始するために必要となる文字数を指定します。たとえば、プロパティを '3' に設定すると、少なくとも 1 つのフィールドには 3 文字必要となります。その文字によりサーチ結果が限定され、指定した文字を含む名前の参加者のみ返されます。デフォルトでは、'0' に設定されているので、サーチに使う文字数は任意です。
Invalid Characters
com.ptc.netmarkets.participantPicker.invalidCharacters
無効な文字を定義します。
Required Character Search プロパティに対してカウントされない文字を指定します。無効な文字として推奨されるのは、アスタリスク (*)、コロン (:)、コンマ (,) などです。
たとえば、Required Character Search を 3、Invalid Character をアスタリスク (*) に設定すると、サーチ文字列 (ma*) は、アスタリスクが文字としてカウントされないために許可されません。一方、サーチ文字列 (mat*) は、3 つの有効な文字が含まれるのでサーチが許可されます。
デフォルト設定では、スペース (_) をサーチに使用できない無効な文字としています。
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Invalid Characters プロパティ設定を使用するには、Required Character Search プロパティを 1 以上にする必要があります。
Leading Wildcard Allowed
com.ptc.netmarkets.participantPicker.leadingWildcardAllowed
先頭のワイルドカードを許可または禁止します。
先頭のワイルドカード文字 (*) をサーチフィールドに許可するかどうかを制御します。デフォルトでは true に設定されているので、先頭のワイルドカードは、サーチパラメータとして許可されています。
このプロパティを false に設定すると、サーチパフォーマンスが向上する場合があります。
Principal Wildcard Search
com.ptc.netmarkets.user.principalWildcardSearch
参加者名内のサーチコンテンツを検索するようにサーチを強化します。
指定されたサーチ文字の両側にワイルドカードを付加し、それらのサーチ文字が参加者名のいずれかの場所に含まれる場合に結果を返すようにします。デフォルトでは true に設定されているので、サーチ文字には自動的にワイルドカードが付加されます。
このプロパティを false に設定すると、サーチパフォーマンスが向上する場合があります。