製品およびライブラリ管理者の概要
製品およびライブラリの管理者 (製品およびライブラリのマネージャとも呼ばれます) は、製品およびライブラリのコンテキストの管理を担当します。製品管理者およびライブラリ管理者に可能な業務はほとんど同じです。
製品管理者およびライブラリ管理者は製品およびライブラリの設定を制御し、特定の製品またはライブラリのアプリケーションコンテキストの領域内でその製品およびライブラリのチームのメンバーシップを制御します。管理者は、製品およびライブラリの情報へのアクセスを制御します。特定のライフサイクル、テンプレート、およびプロセスの定義と、製品およびライブラリのアクティビティの監視および管理を行います。
製品のアプリケーションコンテキストは、新しい製品モデルまたはインスタンスの定義と、製品に関連付けられたすべての情報の収集に使用されます。製品のコンテキストは、製品が作成される親組織によって権限を与えられた製品作成者によって定義されます。製品は、親組織のコンテキストからテンプレート、役割、ユーザー定義グループ、およびポリシーを継承します。また、管理者は、製品特有のテンプレート、役割、およびポリシーを定義できます。
ライブラリのアプリケーションコンテキストは、組織内の製品およびプロジェクト全体で使用される標準部品とドキュメントの管理に使用されます。ライブラリコンテキストは、ライブラリが作成された親組織で、権限を持つライブラリ作成者によって定義および管理されます。ライブラリは、親組織のコンテキストからテンプレート、役割、ユーザー定義グループ、およびポリシーを継承します。また、管理者は、ライブラリ特有のテンプレート、ユーザー定義グループ、役割、およびポリシーを定義できます。
Arbortext 製品がユーザーの環境にインストールされている場合、製品およびライブラリのコンテキストは、ダイナミックドキュメントおよびダイナミックドキュメントから作成されたパブリッシングされたドキュメントの管理のために使用できます。
コンテキストのコンテンツについて、およびコンテキストの作成方法については、
コンテキスト - 分散管理と階層管理を参照してください。