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「インポート/エクスポート管理」ユーティリティの操作
インポートとエクスポートを使用して、完全なコンテンツとメタデータをサイトに移動します。エクスポート時にはデータを JAR (Java アーカイブ) ファイルに格納し、インポート時には JAR ファイルからコンテンツとメタデータを抽出して、ローカルデータベースの指定した場所に配置します。
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このセクションでは、「インポート/エクスポート管理」ユーティリティを使用してデータをエクスポート/インポートする方法について説明します。
パッケージと「受信送信物管理」ユーティリティを使用してデータをエクスポート/インポートする方法については、パッケージを使用したデータのインポートおよびエクスポートを参照してください。
Microsoft Excel を使用してデータをエクスポートおよびインポートする方法については、Excel を使用したデータのインポートおよびエクスポートを参照してください。
エクスポート
エクスポートでは、ローカルのデータベースにある上位レベルのオブジェクトに含まれるすべてのデータが、ローカルファイルシステムの JAR ファイルに格納されます。オプションとして、ある日時の範囲内に作成または修正されたオブジェクトだけを処理対象とすることもできます。その後、インポート機能を使用して JAR ファイルからデータを抽出し、ローカルデータベースの指定した場所に配置します。エクスポート (格納) してからインポート (抽出) したデータは、変更管理に必要な情報を持っていません。
エクスポート時には、以下のようにさまざまなオブジェクトのデータを JAR ファイルに圧縮できます。
フォルダとキャビネットのコンテンツ
製品構造 (アクティブなコンフィギュレーション仕様を基に作成)
CAD ドキュメント構造 (最新のコンフィギュレーション仕様を基に作成)
CAD ドキュメントのある製品構造 (アクティブなコンフィギュレーション仕様を基に作成)
ドキュメント
エクスポートできるすべてのオブジェクトタイプは「エクスポート」ウィンドウで表示できます。エクスポートデータには、別のオブジェクトによって参照されているドキュメントが含まれます。
JAR ファイルには生成された名前がデフォルトで割り当てられますが、ファイルを保存する際に名前を変更できます。別のファイル拡張子を指定しないかぎり、ファイルの拡張子は .jar になります。JAR ファイルは、ZIP ファイルを開いて展開できるソフトウェアであれば、どのソフトウェアでも開くことができます。
インポート
インポートでは、エクスポート処理で作成された圧縮ファイルを展開して、ローカルデータベースにオブジェクトを配置できます。インポートしたオブジェクトは、ほかのファイルと同様に修正できます。
デフォルト設定を使用している場合、インポートしても、ローカルデータベースに存在し、インポートするオブジェクトと同じ状態を持つオブジェクトが上書きされることはありません。インポート時には、以下の ID に基づいて、オブジェクトが一意かどうかが判定されます。
オブジェクトの Unique Federated Identifier (UFID)。これはローカル ID、ドメイン、サイトから構成されます。UFID は、オブジェクトがデータベースに格納されるとき、そのオブジェクトに割り当てられます。オブジェクトの改訂、バージョン、作業版数を変更すると、UFID が変化しますが、オブジェクトのライフサイクル状態を変更しても、UFID は変化しません。
オブジェクトのビジネス ID は、以下の属性の値から作成されます。
WTPart の場合、番号、バージョン、作業版数、ビュー
WTDocument の場合、番号、バージョン、作業版数
CADDocument の場合、CAD 名、番号、バージョン、作業版数
インポートするオブジェクトの名前、番号、バージョン、作業版数の値が既存のデータベースオブジェクトと同じで、UFID が異なる場合、インポートは失敗します。このような場合にインポートが失敗しないようにするには、「インポート」ウィンドウで「オーバーライド可能なコンフリクトを解決」チェックボックスを選択するか、ポリシーまたは規則ファイルを使用して、インポートするオブジェクトの UFID の値、または、名前、番号、バージョン、作業版数の値を変更します。
別の属性値でコンフリクトがある場合は、その属性および選択したインポートオプションによってシステムの処理が異なることがあります。コンフリクトのオーバーライドの詳細については、インポートおよびエクスポートポリシー、マッピング規則、およびコンフリクトメッセージを参照してください。
プロセス
エクスポート処理とインポート処理は、JAR ファイルへのインタフェース上で属性データを変換またはブロックするマッピング規則ファイルを参照できます。さらに、インポート処理では、インポートしたオブジェクトが置かれるコンテキストを制御するコンテキストマッピングファイルを参照できます。
データベース内のオブジェクトを作成または修正する方法は、ポリシーファイルの使用、または、インポートまたはエクスポート中にユーザーインタフェースで選択した使用可能な操作によって制御されます。これらのインポートポリシーファイルまたは操作は、いずれかのマッピング規則ファイルが適用された後に適用されます。
マッピング規則とポリシーについては、インポートおよびエクスポートポリシー、マッピング規則、およびコンフリクトメッセージを参照してください。
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