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MPMLink でのプリファレンス
プリファレンスは特定の操作が実行されたときのシステムの動作を定義します。Windchill MPMLink に設定されているプリファレンスによって、MPMLink ブラウザからアクセスする製造データの動作が決まります。
プリファレンスの設定については、プリファレンス管理およびプリファレンスの設定を参照してください。
次の表で、「プリファレンス管理」ユーティリティで使用可能な MPMLink のプリファレンスについて説明します。
プリファレンス
説明
下請けに出された部品の子を使用不可にする
構造内で下請けに出された部品で、下請けに出された部品の子の使用可能/使用不可を設定します。「いいえ」に設定すると、下請けに出された部品のすべての子が使用可能になります。「はい」に設定すると、下請けに出された部品の子は使用不可になります。使用できない部品は暗色表示されます。デフォルトは「いいえ」です。
供給部品の子を使用不可にする
構造内で供給された部品で、供給部品の子の使用可能/使用不可を設定します。「いいえ」に設定すると、供給部品のすべての子が使用可能になります。「はい」に設定すると、供給部品の子は使用不可になります。使用できない部品は暗色表示されます。デフォルトは「いいえ」です。
オブジェクトサーチの自動補完
オブジェクトのサーチで、自動補完を有効または無効にできます。デフォルトでは、自動補完は有効になっています。
自動補完オプションの数を設定
オブジェクトのサーチ時に表示する自動補完オプションの最大数を指定します。デフォルト値は 50 です。
デフォルトのエフェクティビティの日付
「機能情報を管理」ウィンドウでプラント情報を編集するためのフィルタ基準を設定するときに、デフォルトのエフェクティビティの日付を指定します。「エフェクティビティの日付」を「今日」または「なし」に設定します。デフォルト値は「今日」です。
適用可能なプラント特有の機能データのタイプのリスト
Windchill からプラント特有の機能データオブジェクトを作成するときに適用するプラント特有の機能データのタイプを指定します。このプリファレンスは、ユーザーレベルとサイトレベルで使用できます。
Visualization タブの構造を必要時に読み込む
プロセス計画ブラウザの「Visualization」タブで、自動的に、または必要に応じて、部品構造をロードできます。デフォルト値は「いいえ」で、部品構造は自動的にロードされます。「はい」に設定されている場合、部品構造をロードするには手動操作が必要です。特に大規模な部品構造をロードするときに、このオプションを使用して、必要に応じて部品構造をロードできるように設定することで、パフォーマンスの低下を防ぐことができます。「Visualization」タブツールバーの 「構造を Creo View に読み込む」をクリックして、部品構造を手動でロードします。このプリファレンスが「いいえ」に設定されているとき、 「構造を Creo View に読み込む」操作は無効になっています。
プラント特有の機能データを自動的に作成
プラント特有の機能データオブジェクトをエンタープライズデータの作成時に自動的に作成するか、エンタープライズデータを作成した後でローダーを介して作成するかを指定します。オブジェクトを自動的に作成するには「はい」を選択し、ローダーを介してオブジェクトを作成するには「いいえ」を選択します。デフォルト値は「いいえ」です。
プラント特有の機能データを作成するための部品タイプ
マッピングされているビュー特有のエンタープライズデータタイプに従ってプラント特有の機能データオブジェクトを作成可能な部品タイプを指定します。プラント特有の機能データタイプとビュー特有のエンタープライズデータタイプ間のマッピングはプリファレンス「エンタープライズデータのプラント特有の機能データのタイプ」で定義します。
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「プラント特有の機能データを自動的に作成」プリファレンスが「はい」に設定されている場合、プラント特有の機能データオブジェクトが自動的に作成されます。「いいえ」に設定されている場合、オブジェクトを手動で作成する必要があります。
エンタープライズデータのプラント特有の機能データのタイプ
ビュー特有のエンタープライズデータのタイプごとに、作成可能なプラント特有の機能データオブジェクトのタイプを指定します。プリファレンス「特定のエンタープライズデータを持つビュー」に入力されている値に基づいて、ビュー特有のエンタープライズデータのタイプがリストされます。
部品タイプのプラント特有の機能データのタイプ
部品タイプに作成するプラント特有の機能データオブジェクトのタイプを指定します。プリファレンス「プラント特有の機能データを作成するための部品タイプ」に入力されている値に基づいて、部品のタイプがリストされます。
関連するプラント特有の機能データオブジェクトを含める
選択した部品またはエンタープライズデータオブジェクトに関連するプラント特有の機能データオブジェクトのうち、どれをデフォルトでコレクターウィンドウに表示するかを指定できます。
最初に選択および収集した部品またはエンタープライズデータオブジェクトのプラント特有の機能データオブジェクトを表示するには、「すべて」を選択します。
最初に選択した部品またはエンタープライズデータオブジェクトのプラント特有の機能データオブジェクトのみを表示するには、「初期選択のみ」を選択します。
プラント特有の機能データオブジェクトを非表示にするには、「なし」を選択します。
それ自身への対応リンクのメンテナンス
上流からそのまま再使用されている下流作業版数に存在するそれ自身への対応リンクを、上流構造で変更があった場合に自動的に更新するか、エンドユーザーが手動で更新するかを指定します。有効なオプションは「手動」または「自動」です。
基準によって構造の展開を中止
指定した基準で構造の展開を停止できます。次のフォーマットで値を指定します。
Type:< part type>
例: Type:wt.part.WTSubPart1
構造キャッシュを有効化
MAPSB および SAPSB セッションでキャッシュを生成するかどうかを指定します。デフォルト値は「いいえ」です。このユーザーレベルのプリファレンスでは、MAPSB と SAPSB のパフォーマンスを改善するために構造コンテンツのデフォルトの処理動作を制御します。
セッションの構造情報全体をキャッシュに保管するには、「はい」を選択します。これによって MAPSB での操作のパフォーマンスが改善されます。
セッションの構造情報をキャッシュに保管しない場合、「いいえ」を選択します。
既存の下流オブジェクトの再使用を許可
「新規下流部品」操作が呼び出された場合に既存の下流オブジェクトを再使用するかどうかを指定します。デフォルト値は「はい」です。「いいえ」に設定した場合、既存の下流オブジェクトは再使用されません。「はい」に設定した場合、既存の下流オブジェクトが再使用されます。
APSB 操作の適用されたフィルタを考慮
下流構造を更新する際にレビュー操作と更新操作でフィルタ基準を考慮するかどうかを指定します。デフォルト値は「いいえ」です。
フィルタ基準を考慮するには、「はい」を選択します。下流構造が更新および再表示され、フィルタ基準に従って構造が表示されます。
フィルタ基準を無視するには、「いいえ」を選択します。下流構造が更新および再表示され、フィルタ基準を考慮せずに構造が表示されます。
レビュー操作には次のようなものがあります。
もう一方で対応部品を選択
もう一方で対応オカレンスを選択
もう一方で対応親子関係を選択
上流の置換する部品に対する、下流の部品の暗示的置換
下流部品を上流の置換する部品に置き換えるかどうかを指定します。デフォルト値は「いいえ」です。
下流構造内の選択した部品を以下に置き換えるには「はい」を選択します。
上流の置換する部品 (上流部品に下流対応部品が存在しない場合)。
下流対応部品 (上流の置換する部品に存在する場合)。上流の置換する部品に複数の下流対応部品が存在する場合、警告メッセージが表示されます。
下流部品を上流の置換する部品に置き換えない場合、「いいえ」を選択します。
MAPSB/SAPSB でプラント特有のフィルタを許可
MAPSB および SAPSB の「フィルタを編集」ダイアログボックスで「プラントフィルタ」タブを有効にします。このタブでは、MAPSB および SAPSB でプラントのフィルタが許可されます。これはサイトレベルのプリファレンスです。デフォルト値は「いいえ」です。「はい」に設定した場合、MAPSB と SAPSB で「プラントフィルタ」タブが表示されます。
特定のエンタープライズデータを持つビュー
これはサイトレベルのプリファレンスです。「値」フィールドでこのプリファレンスに有効な値を指定した場合にのみ、「プラントを割当」操作を使用できます。次のフォーマットで値を指定します: ViewName1:Type1 Enterprise Data, ViewName2:Type2
適用可能なビューのリスト
MAPSB および SAPSB コンポーネントで使用できる、適用可能なビューのリストを定義します。データはコンマ区切り値のリストとして入力します。例: Design, Manufacturing, Service
プラント特有のビューのリスト
有効なプラント特有のビューのリストを定義します。リストされるビューは、組織内の実際のプラントを表します。プラントオブジェクトをコンマ区切りリストとして指定します。以下に例を示します。Plant1, Plant2, Plant3このプリファレンスの動作は、「適用可能なビューのリスト」プリファレンスに設定されている値によって異なります。デフォルト値は「Null」で、その場合、「適用可能なビューのリスト」プリファレンスで指定されているビューが考慮されます。
Visualization タブの構造を必要時に読み込む
プロセス計画ブラウザの「Visualization」タブで、自動的に、または必要に応じて、部品構造をロードできます。デフォルト値は「いいえ」で、部品構造は自動的にロードされます。「はい」に設定されている場合、部品構造をロードするには手動操作が必要です。特に大規模な部品構造をロードするときに、このオプションを使用して、必要に応じて部品構造をロードできるように設定することで、パフォーマンスの低下を防ぐことができます。「Visualization」タブツールバーの「構造を Creo View に読み込む」をクリックして、部品構造を手動でロードします。このプリファレンスが「いいえ」に設定されているとき、「構造を Creo View に読み込む」操作は無効になっています。
対応オカレンスの分析に対して配置を許可
これはサイトレベルのプリファレンスです。デフォルト値は「はい」です。「はい」に設定した場合、構造の反対側にあるオカレンスと絶対位置が同じであるオカレンスは消費されたオカレンスと見なされます。
リンクされたすべての作業版数を作業版数テーブルに表示
選択したオブジェクトにリンクしたオブジェクトのすべての作業版数を表示するようにするには、「真」を選択します。
選択したオブジェクトにリンクしたオブジェクトのすべての作業版数を表示しないようにするには、「偽」を選択します。コンフィギュレーション仕様に一致する作業版数のみが表示されます。
「親子関係オプションを更新」のデフォルト選択
「真」に設定した場合、下流の親子関係を処理して、上流 BOM で少なくとも 1 つの有効なオカレンスリンクが見つかるようにします。
上流と下流の間のコンフィギュレーション仕様およびフィルタ基準を同期化
このプリファレンスは、選択したオプションに基づいて、コンフィギュレーション仕様とフィルタを上流と下流の間で同期させます。