下流構造の生成
前提条件
デフォルト設定で「下流構造を生成」操作を使用するには、次の基準が満たされていることを確認します。
• 上流ノードが選択されている。
• 対応する下流ノードが選択されている。
• 上流ノードと下流ノードの間に対応リンクが存在する。
プリプロセッサ委任で選択と対応リンクの基準をカスタマイズできます。
デフォルトでは、カスタム属性の値を使用して、上流ノードがその下流親ノードに対応付けられます。サーチ委任で対応付けのロジックをカスタマイズできます。
デフォルトでは、「現状のまま貼り付け」操作を使用して上流ノードが下流に転送されます。リゾルバ委任で転送のロジックをカスタマイズできます。
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製造部門マネージャ役割と製造技術部門マネージャ役割のみが、「下流構造を生成」操作にアクセスできます。
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MAPSB を使用して下流構造を生成するには
以下の手順を実行します。
2. 上流構造と下流構造でルートノードを選択し、中央の枠のツールバーで
をクリックします。
両方の構造でカスタム属性値が一致している部品が、子部品として下流構造に追加されます。操作の結果に関する通知も行われます。
コマンドラインユーティリティを使用して下流構造を生成するには
管理者は、コマンドラインユーティリティ GenerateDownstreamStructure を使用して eBOM から mBOM を生成できます。
この手順は、カスタム属性がビジネス要件に従って定義され、上流ノードと下流ノードの間に対応リンクが存在することを前提としています。
以下の手順を実行します。
1. codebase/com/ptc/Windchill/enterprise/associativity/asb にあるファイル GenerateDownstreamStructure.properties を開きます。
2. このプロパティファイルで、次の属性を使用して上流ノードと下流ノードの詳細を指定します。
◦ upstreamNumber: 上流部品番号
◦ upstreamView: 上流ビュー
◦ downstreamNumber: 下流部品番号
◦ downstreamView: 下流ビュー
例を以下に示します。
◦ upstreamNumber=0000000049
◦ upstreamView=Design
◦ downstreamNumber=0000000053
◦ downstreamView=Manufacturing
3. コマンド windchill com.ptc.windchill.associativity.GenerateDownstreamStructure -u <admin user name> -p <admin password> -f com/ptc/windchill/associativity/GenerateDownstreamStructure.properties を使用してこのユーティリティを実行します。