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差分のみパブリッシングの自動化
サービスパブリッシングを使用すると、サービス構造またはサービス製品階層に対して、差分のみパブリッシングプロセスを自動化できます。
サービス構造またはサービス製品階層には、そのライフサイクル中に多くの変更が加えられます。自動パブリッシングプロセスを使用してこれらの変更を追跡し、差分のみをパブリッシングできます。
自動化された差分のみパブリッシングは、2 つの基本的な手順で実行されます。
1. スケジュールされたジョブが、それぞれの構造の xml バンドル製品表現を追跡することで、構造内の更新を識別して収集します。
2. ジョブのスケジュール作成時に指定された値に基づき、差分のみパブリッシングジョブがトリガされます。
差分のみパブリッシングジョブのステータスは、WVS ジョブモニターで参照できます。
SIS パブリッシングの自動化設定
SIS パブリッシングの自動化を設定するには、以下の手順を実行します。
1. Windchill ホームディレクトリにある declarations.xconf ファイルで、ConfigurationRef xlink:href エレメントを探します。見つからない場合、<ConfigurationRef xlink:href="codebase/com/ptc/arbortext/windchill/publisher/automation/scautomation.xconf"/>declarations.xconf ファイルに追加します。
これにより、scautomation.wt.properties.xconf ファイルが Windchill コードベースに追加されます。
2. <Windchill>\codebase\com\ptc\arbortext\windchill\publisher\automation にある scautomation.wt.properties.xconf ファイルで、
enableAutomatedRepublishTracking の値を true に設定します。
適切な値を lcStatesForAutoPublish に設定します。lcStatesForAutoPublish プロパティの値は、Windchill オブジェクトのライフサイクル状態を指定します。デフォルト値は PTC によって RELEASED に設定されています。このプロパティの値に、ライフサイクル状態をコンマで区切ったリストを指定できます。オブジェクトのライフサイクル状態が、指定された状態のいずれかと一致する場合、そのオブジェクトは自動化パブリッシングに取り込まれます。
3. xconfmanager –pF を実行し、Windchill を再起動します。
ジョブのスケジュール作成方法の詳細については、WVS ジョブスケジューラの管理を参照してください。