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NX での非管理読み取り専用領域のサポート
このセクションでは、Windchill Workgroup Manager for NX による読み取り専用領域 (ROA) ファイルのサポートについて説明します。
非管理 ROA の場所は、ローカルドライブまたは共有ドライブから定義できます。ROA パスから取得したファイルを Windchill で管理する必要がない場合、Windchill Workgroup Manager for NX はこれらのファイルを無視します。Windchill Workgroup Manager for NX は、これらのファイルをローカルワークスペースに保存せず、Windchill データベースに対してチェックを行いません。また、Windchill の依存を確立しません。
非管理読み取り領域をサポートするように Windchill Workgroup Manager を設定するには、次の手順を実行します。
1. ROA パスを定義するには、「プリファレンス管理」「Workgroup Manager クライアント」以下で、「非管理読み取り専用領域の場所」プリファレンスを設定します。
「値」フィールドに、ROA パスの場所を入力します。セミコロン (;) で区切って複数の場所を参照できます。サーチパスはサブフォルダを含みます。サーチパスには環境変数を使用できます。環境変数は ${environment ariable name} のように指定します。
このプリファレンスは、wgmclient.ini ファイルで、unmanaged.read.only.are.folders= のコメントを解除して値を設定することでも設定できます。
2. ROA プリファレンスで定義した場所はすべて、NX の「Assembly Load Options」内のサーチパスにリストされる必要があります。リストで順序を設定することで、これらのファイルの場所の優先順位を選択できます。
NX で、「ファイル」 > 「Options」 > 「Assembly Load Options」の順に移動します。「部品バージョン」の「サーチするフォルダを追加」フィールドに、ROA ファイルにアクセスするすべての場所を指定します。デフォルトの NX アセンブリロードオプションが「From folder」に設定されている場合は、ROA の場所を利用できるように、「From Search Folder」に変更します。