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プリファレンス管理ユーティリティでのプリファレンスの管理
サイト、組織、およびその他のアプリケーションコンテキスト (プロジェクト、プログラム、製品、ライブラリなど) の管理者は、管理するコンテキストのプリファレンスを設定できます。特定のアプリケーションコンテキストのプリファレンスにアクセスするには、そのコンテキストの「ユーティリティ」ページで「プリファレンス管理」リンクをクリックします。「ビジネス管理」「プリファレンス管理」ユーティリティには、Windchill のコンフィギュレーションに応じて、「サイト」「組織」「製品」「プロジェクト」、または「ライブラリ」コンテキストからアクセスします。
ユーザーは、「プリファレンス管理」ユーティリティでユーザーコンテキストのプリファレンスを設定することもできます。
管理者とユーザーは、Windchill インタフェースの右上隅にある「クイックリンク」ドロップダウンメニューからも「プリファレンス管理」ユーティリティにアクセスできます。これを行うには、「クイックリンク」 > 「My 設定」 > 「プリファレンス」の順にクリックします。
サーチプリファレンスを使用してサーチ動作を制御できます。「プリファレンス管理」ユーティリティを開き、「サーチ」カテゴリを展開してサーチプリファレンスを表示します。詳細については、Windchill サーチプリファレンスを参照してください。
「プリファレンス管理」ユーティリティを特定のアプリケーションコンテキストまたは「クイックリンク」メニューから起動すると、そのコンテキストまたはユーザーの要件に応じて設定できるプリファレンスの完全なリストが表示されます。「プリファレンス管理」ユーティリティの上部にある「コンテキスト」フィールドは、対象のコンテキストまたはユーザーを示します。
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サイト管理者と組織管理者は、「コンテキスト」フィールドの横にある「検索」アイコン をクリックして、使用可能なほかのコンテキストをサーチすることにより、コンテキストを切り替えることができます。
次の図は、「Workgroup Manager クライアント」カテゴリのサイトコンテキストの例です。「Workgroup Manager クライアント」カテゴリとそのサブカテゴリには、Workgroup Manager クライアントのすべてのプリファレンスが含まれています。プリファレンスの設定および修正方法、およびお使いの CAD アプリケーションに関連する使用頻度の高いプリファレンスのカテゴリリストについては、お使いの CAD ツールの「Windchill Workgroup Manager の使用」のセクションを参照してください。
プリファレンスの編成、保護、継承
プリファレンスは、影響を及ぼす機能のタイプに応じて「表示」「サーチ」などのカテゴリおよびサブカテゴリ別にグループ化されています。カテゴリ名の横にある「展開」アイコン 「折りたたみ」アイコン を使用すると、各カテゴリのプリファレンスを表示したり非表示にしたりできます。「プリファレンス管理」ユーティリティの上部近くにある展開矢印をクリックして、各カテゴリ内のすべてのプリファレンスを表示できます。折りたたみ矢印をクリックすると、テーブル内のすべてのプリファレンスが非表示になり、最上位レベルのカテゴリのみが表示されます。カテゴリ内に、プリファレンスとその簡単な説明がリストされます。また、そのプリファレンスの現在の値も表示されます。プリファレンスの横にある「ロック済み」アイコン は、ロックされているレベルより下でプリファレンス値を変更できないことを表します。
あるレベルで設定されたプリファレンス値は、下位のアプリケーションコンテキストによって継承されます。次の図に示すように、たとえば、サイトレベルで設定されたプリファレンス値は組織によって継承されます。組織内のアプリケーションコンテキストは、その組織からプリファレンス値を継承します。
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ユーザープリファレンスは、組織レベルか個々のアプリケーションコンテキストから直接継承されるか、または一意 (ユーザーレベルでのみ設定可能) である可能性があります。
プリファレンスが上位レベルでロックされている場合を除いて、プリファレンス値はアプリケーションコンテキストごとに設定できます。たとえば、プリファレンスが組織レベルでロックされていない場合は、組織レベルで 1 つの値が設定されていても、その組織内の個々の製品またはプロジェクトでは別の値を指定できます。同様に、プリファレンスが組織レベルでロックされておらず、ユーザーレベルで利用可能な場合、各ユーザーはそのプリファレンスの異なる値を設定できます。
特定のアプリケーションコンテキストのプリファレンスが明示的に設定されていない場合、そのプリファレンス値は上位レベルから継承されます。例:
プリファレンスが特定の製品またはプロジェクトに設定されていない場合、そのプリファレンスの組織レベルの値が使用されます。
プリファレンスが組織レベルで設定されていない場合は、そのプリファレンスにサイトレベルで設定された値が使用されます。
プリファレンスがどのレベルでも設定されていない場合は、そのプリファレンスに定義されているデフォルト値が使用されます。