クライアントのブートストラップ

Creo Packages クライアントのインストール中にクライアントをブートストラップするよう選択した場合は、このセクションの「クライアントのブートストラップ」の手順で説明しているように、「Windchill ブートストラップのセットアップ」ウィンドウが自動的に表示されます。クライアントを手動で (インストール後に) ブートストラップする場合は、このセクションで説明する手順を両方とも実行してください。

初期設定の後、パッチまたはメンテナンスリリースで Windchill PDMLink または Pro/INTRALINK サーバーをアップグレードするときは、常にこの手順を実行します。

クライアントをインストールする手順は 2 つあります。

1. サーバーに固有の情報をターゲット Windchill サーバーからダウンロードします。

この手順では、ブートストラップローダーをダウンロードしてインストールします。

2. Windchill サーバーの、http://<ホスト名>/<Windchill アプリケーション>/install/ にアクセスします。

3. Windchill クライアントファイルのウィンドウで、Windchill ブートストラップローダーを選択します。

4. 「次へ」をクリックします。「Windchill ブートストラップをインストール」ウィンドウが表示されます。

5. 「次へ」をクリックして、ブートストラップ用の Java アーカイブ (JAR) ファイル (boot.jar) のインストール場所を選択します。

6. 「選択」をクリックして、Creo Packages クライアントのインストール時に使用した JDK のホームディレクトリを選択します。たとえば、<JDK_ホーム>/jre/lib/ext を選択します。

7. 「次へ」をクリックします。「インストール設定の確認」ウィンドウが表示されます。

8. 入力した情報を確認します。変更する必要がある場合は、「Back」をクリックし、必要な情報を変更します。

ここでキャンセルした場合、変更はシステムに適用されません。ただし、実際のインストール中にキャンセルした場合、システムにすでに行った設定は元に戻せません。

9. 「インストール」をクリックすると、インストールが開始されます。インストールが完了すると、Windchill ブートストラップ JAR のインストール完了のウィンドウが開きます。

10. 「終了」をクリックして、「Windchill ブートストラップをインストール」ウィンドウを閉じます。

11. JDK インストールディレクトリの boot.jar ダウンロードファイルを確認します。たとえば、<JDK_ホーム>/jre/lib/ext ディレクトリを確認します。

初期設定の後、パッチまたはメンテナンスリリースで Windchill サーバーをアップグレードするときは、常にこの手順を実行します。

2. ブートストラップディレクトリをまだ <WPC_ホーム> に作成していない場合は、ここで作成します。たとえば、c:\ptc\wpc\bootstrap を作成します。

5. WPCbootstrap.bat を実行します。資格証明を要求するメッセージが表示されたら、Windchill のユーザー名とパスワードを入力します。

7. 「ブラウズ」をクリックして、JAR ファイルのキャッシュ場所を選択します。たとえば、c:\ptc\wpc\bootstrap を作成します。

この時点でキャンセルした場合、システムへの変更は行われていません。「OK」をクリックしてダウンロードプロセスを開始した後は、この手順をキャンセルできません。

8. 「OK」をクリックします。「Windchill ブートストラップのダウンロード」ウィンドウが表示されます。

10. 「継続」をクリックして、JAR ファイルをブートストラップ場所にダウンロードします。インストールが完了すると、Windchill ブートストラップのダウンロード完了のウィンドウが開きます。

11. 「終了」をクリックして、「Windchill ブートストラップのダウンロード」ウィザードを閉じます。