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メソッドロボット
メソッドロボットノード を使用して、ワークフローテンプレート内で使用する定義済みのロボットタイプを選択します。ワークフローテンプレートにロボットをドロップしてから、プロパティウィンドウで特定のタイプを選択します。
1. 「名前」フィールドにロボットのラベルを入力します。
2. 「ロボットタイプ」ドロップダウンリストでロボットのタイプを選択します。
3. 「パラメータ」ドロップダウンリストでオプションを選択します。このパラメータは、オブジェクトに設定されたワークフロー変数である必要があり、メソッドロボットはこれに基づいて動作します。
4. 「特定の状態」ドロップダウンリストでロボットの状態を選択するか、「場所 (順序)」フィールドに必要な情報を入力します。
次のリストでロボットタイプを説明します。
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以下の例では、ロボットが "primaryBusinessObject" 変数で動作するように設定されていると仮定しますが、ロボットはビジネスオブジェクトを参照するすべての変数に設定できます。
「チェックイン」ロボットは、チェックアウトされたプライマリビジネスオブジェクトを Windchill データベースにチェックインします。
「チェックアウト」ロボットは、指定されたユーザーにプライマリビジネスオブジェクトをチェックアウトします。プライマリビジネスオブジェクトは primaryBusinessObject 変数によって指定され、プロパティダイアログボックスで指定したユーザーにチェックアウトされます。この場合のユーザーは、ユーザー、アクター、または実行時にユーザーに割り当てられる役割です。
「差し戻し」ロボットは、関連付けられている状態の変更や、アクセス制御などの新しいビジネスルールの適用によって、プライマリビジネスオブジェクトを先行フェーズに遷移します。
「拒否」ロボットは、プライマリビジネスオブジェクトをゲートから除去して、サブミッターに返します。
「ドロップ」ロボットは、オブジェクトを現在のライフサイクルから除去して、ドロップされた状態に設定します。
「プロモート」ロボットは、関連する状態変更や、アクセス制御などの新しいビジネスルールの適用によって、プライマリビジネスオブジェクトを継承フェーズに遷移します。
「状態を設定」ロボットは、ライフサイクルで管理されたオブジェクトを、順序で指定する状態または特定の状態に設定します。順序で指定する状態は、ゼロ以外の任意の整数で入力します。特定の状態は、「特定の状態」ドロップダウンリストで選択します。特定の状態は列挙タイプです。これらは、wt.lifecycle.StateRB で定義されます。
「サブミット」ロボットは、プライマリビジネスオブジェクトをフェーズゲートに移動します。
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ロボットノードが失敗すると、キューエントリが失敗し、ワークフロープロセスが停止 (実行を停止) する原因となります。たとえば、チェックアウトされたオブジェクトが「状態を設定」ロボットに渡されると、キューエントリが失敗し、ワークフローの実行が停止する原因となります。適切にエラーを処理するために、メソッドロボットではなく定義式実行ロボットを使用することを検討してください。