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ワークフロープロセスの進行状況
ワークフローテンプレートから起動すると、すべてのワークフロープロセスは正常実行または警告またはエラーあり実行という 2 つの状態のいずれかになります。
ワークフロープロセスの進行状況を示すインジケータを表示するには、「ワークフロープロセス」テーブルビューのメニューから「進行状況を含むすべて」を選択します。「ヘルスチェック」列に、選択したワークフロープロセスの現在のステータスが表示されます。
進行状況が緑色で表示されているワークフロープロセスは実行中であり、エラーや警告は検出されていません。
進行状況が黄色で表示されているワークフロープロセスには 1 つ以上の警告がありますが、エラーはありません。
警告の値には、次のようなものがあります。
警告: 関連付けられている同期ロボットの数が多すぎます
警告: プロセス内のノードの更新回数が多すぎます
警告: プロセスが期限切れです
警告: タスクが期限切れです
警告: プロセスの更新回数が多すぎます
警告:サスペンド
警告: サスペンドノード
警告: 強制終了
進行状況が赤色で表示されているワークフロープロセスには、少なくとも 1 つのエラーがあります。これらのプロセスには警告も存在する場合があります。
エラーの値には、次のようなものがあります。
エラー:中止
エラー: 中止ノード
エラー: PBO 参照が無効です
エラー: ワークフローテンプレート参照が無効です
エラー: 孤立ワークアイテム
エラー: 停留 (キューエントリ失敗)
エラー: 実行中ノードとともに強制終了




プロセスの進行状況フィルタ
進行状況によってプロセスをフィルタするには、「ワークフロープロセスをサーチ」セクションの下の「ワークフロープロセスを検索」メニューを使用します。
エラーまたは警告が存在する場合、「ワークフロープロセスノード」テーブルで問題があるノードの横のチェックボックスをオンにします。「定義式とエラーメッセージ」テーブルが再表示されて、その問題に関する詳細情報が表示されます。
「すべて」
すべての状態のすべてのワークフロープロセス。
* 
「閉じたプロセスを除外」チェックボックスをオンにした場合、正常に完了または終了したワークフロープロセスは表示されません。
「エラーまたは警告なし」
すべての正常なワークフロープロセス。これらのプロセスにはエラーや警告は存在しません。
「エラーまたは警告あり」
少なくとも 1 つのエラーまたは警告があるすべてのワークフロープロセス。
エラー
「エラーあり」
なんらかのエラー状態にあるすべてのワークフロープロセス。
「停留」
停留プロセスには、正しく実行できなかったノードが含まれています。
「定義式とエラーメッセージ」テーブルの「エラーメッセージ」列で、正確な問題を確認できます。
停留ワークフロープロセスノードがロボットである場合、ワークフローテンプレートを外部化することでエラーを修正し、停留ロボットの定義式を更新して、ワークフロープロセスを再開始します。
停留ワークフロープロセスノードが、アクティビティ遷移などその他のタイプのノードである場合、エラーメッセージに問題が表示されます。
「無効なプライマリビジネスオブジェクト参照あり」
既存のライフサイクル管理オブジェクトに関連付けられていないワークフロープロセス。
この理由にはさまざまなものがあります。たとえば、このワークフロープロセスがまだ実行されている間にオブジェクトが Windchill から削除されました。別の一般的な原因としては、テストのために管理者によって「ワークフロープロセスを開始」操作を使用してあるオブジェクトでこのプロセスが開始されましたが、現在はそのオブジェクトが存在しません。
エラーを修正するには、ワークフロープロセスを削除または強制終了し、正しいプライマリビジネスオブジェクトで新しいワークフローテンプレートを作成するか、新しいワークフロープロセスを開始します。
「無効なチーム参照あり」
チーム参照がないワークフロープロセス。場合によっては、チームは削除され、存在していません。
このエラーを修正するには、実行中のワークプロセスを強制終了し、適切なチーム参照でワークフローテンプレートを編集します。
「無効なワークフローテンプレート参照あり」
関連付けられているワークフローテンプレートまたはワークフローテンプレートの作業版数が削除されているか無効なデータを持つワークフロープロセス。
このエラーを修正するには、実行中のワークフロープロセスを強制終了し、別のワークフローテンプレートを使用して、新しいワークフロープロセスを開始します。
「中止済みまたは中止ノードあり」
通知ロボットなどの、1 つまたは複数の中止ノードのあるワークフロープロセス。
このエラーを修正するには、ワークフロープロセスマネージャで中止ノードを再開始します。別の方法としては、実行中のワークフロープロセスを強制終了するか削除します。
* 
ノードプロパティの「実行オプション」タブで「エラー発生時に中止する」オプションまたは「中止時に親プロセスも中止する」オプションを選択している場合、ワークフロープロセス全体が中止されます。
「実行中ノードインスタンスとともに強制終了」
通知ロボットなどの、強制終了または完了しているけれども実行途中のワークフロープロセスノードを持つワークフロープロセス。
このエラーを修正するには、ワークフロープロセスマネージャでそれぞれのワークフロープロセスノードを検索して強制終了します。
「孤立ワークアイテムあり」
ワークフローテンプレートに対応する割当のないアクティビティ割当ノードを持つワークフロープロセス。孤立プロセスノードは、「ワークフロープロセスノード」テーブルで「孤立」ビューを選択することで、簡単に特定できます。
このエラーを修正するには、孤立プロセスノードを削除します。
警告
「警告あり」
警告があるすべてのワークフロープロセス。
「期限切れまたは期限切れタスクあり」
期限の過ぎたアクティビティ割当など、期限が過ぎたか、実行中のワークフロープロセスノードを持つすべてのワークフロープロセス。
この警告を修正するには、影響を受けるプロセスのワークフローアクティビティのリスト表示し、期限切れのタスクについてユーザーに通知します。
「更新回数が多すぎる、または更新回数が多すぎるノードあり」
再試行が複数回におよぶワークフロープロセス。
Windchill は、各ワークフロープロセスと、ワークフロープロセス内のプロセスノードの更新回数をカウントします。次の条件が満たされる場合には警告が表示されます。
ワークフロープロセスの再試行の回数が 2,000 回を超えた。
個々のワークフロープロセスノードの再試行の回数が 500 回を超えた。
この警告を解除するには、個々のワークフロープロセスノード、関連するプライマリビジネスオブジェクト、影響を受けるワークフローテンプレートの作業版数、ルーティングプロセス履歴を表示することにより、問題を調査します。この情報から、問題のあるノードを再開始するか、ワークフロープロセス全体を強制終了するかを決定します。
「実行中の同期ロボット」
指定した数よりも多くの同期ロボットが実行されているワークフロープロセス。
同期ロボットは、Windchill システムで特定のイベントを監視します。過剰な数が一度に実行されると、使用可能なリソースの大部分を消費してしまい、システムのパフォーマンスに負の影響を与えます。
この警告を解除してシステムのパフォーマンスを向上させるには、ワークフローテンプレート設計を更新して、同期ロボットの数を減らすか、ロボット全体を除去します。
「サスペンド済みまたはサスペンドノードあり」
サスペンド済み、またはサスペンド済みのワークフロープロセスノードのあるワークフロープロセス。
この警告を解除するには、問題のあるワークフロープロセスノードを特定して、強制終了するか、再起動します。ワークフロープロセス全体がサスペンドされている場合、ワークフロープロセス自体を再起動または強制終了します。