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Web サーバー
このタブは、ターゲットの Windchill インストールで設定される web サーバーで使用される LDAP アダプタ情報の更新に必要な情報を集めます。
Windchill Web サーバーとして HTTP Server をお使いの場合は、Windchill Upgrade Manager が設定できるのは各自の Web サーバーのみです。この機能を使用するには、「Web サーバーの設定を自動的に設定」「はい」に設定します。これによって、Web サーバーの情報が入力可能になり、ほかのフィールドが有効になります。これは、管理責任者 (および、随意でエンタープライズ) 向けの LDAP アダプタ情報です。この情報を入力すると、Upgrade Manager によって入力された認証プロバイダを HTTP Server コンフィギュレーションに自動で追加できるようになります。
WindchillHTTP Server と組み合わせて使用しない場合、または手動設定が望ましい場合は、「Web サーバーの設定を自動的に設定」「いいえ」を選択します。これによって、Web サーバータブのすべてのフィールドが無効になります。その結果、Windchill Web サーバー内のすべての LDAP アダプタ情報は手動で設定されます。
次の表で、各オプションについて説明します。
入力オプション
デフォルト
説明
Web サーバーの設定を自動的に設定
Yes
オプションを「はい」にして、ソースの主要なサーチベースで Apache Web サーバーを自動で設定します。「いいえ」を選択した場合は、Web サーバーを手動で設定する必要があります。Apache が正しい LDAP サーチベースとともに設定されていないと、アップグレードは失敗します。
管理者 DN
ソース LDAP サーバーの管理 ou=people ノードのベース DN。これはソース Windchill インスタンス用の Windchill Directory Server 内のコンフィギュレーションブランチに存在するデフォルトの JNDI アダプタでの ptcProperty<アダプタ名>.Ldap.searchbase の値です。ベース DN の例については、以下の図を参照してください。
デフォルト JNDI アダプタの値は wt.properties ファイルのプロパティ wt.federation.org.defaultAdapter からも取得できます。
Automatically Configure Enterprise LDAP Adapter
Yes
ソース LDAP サーバーのエンタープライズ 'ou=people' ノードを使用して Apache Web Server を設定するには、このオプションを「はい」に設定します。「いいえ」を選択した場合は、これを手動で設定する必要があります。
エンタープライズ DN
ソース LDAP サーバーのエンタープライズ ou=people ノードのベース DN。これはソース Windchill インスタンスの Windchill Directory Server 内のコンフィギュレーションブランチに存在するエンタープライズ JNDI アダプタでの ptcProperty<アダプタ名>.Ldap.searchbase の値です。ベース DN の例については、以下の図を参照してください。
エンタープライズ JNDI アダプタの値は wt.properties ファイルのプロパティ wt.federation.org.enterpriseAdapter からも取得できます。