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SQL Server データベースのインストール
DVD またはダウンロードした媒体から setup.exe を起動して、SQL Server をデータベースシステムにインストールします。
「SQL Server インストール センター」で「新規インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加します。」を選択して、新しいサーバーをインストールします。
インストールプロセス中、「System Configuration Checker」「Setup Support Rules」などのインストール前のチェックがいくつか行われます。追加の必須コンポーネントも、まだインストールされていない場合は、「Setup Support Files」の実行中にシステムにインストールできます。
Microsoft のインストーラが提供する詳細リンクを使用して、警告や欠落しているアイテムに対応します。詳細なインストールの手順は、次の場所にあります。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/bb500469.aspx
事前設定手順を完了した後、プロダクトキーを入力し、ライセンス条件に同意します。「Setup Role」ウィンドウで、Windchill が必要とする特定の機能を選択できるようにするために「SQL Server」を選択し、「Feature Selection」と入力します。
これらは、Windchill 用の SQL Server データベースをサポートするために必要な最小オプションです。
Database Engine Services
Full-Text and Semantic Extractions for Search
Client Tools Connectivity
SQL Client Connectivity SDK
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インストールする SQL Server インスタンスの使用状況によっては、ほかのコンポーネントも含めることができます。
同じホストに Microsoft SQL Server Management Studio をインストールする場合は、SQL Server インストーラをもう一度起動し、「SQL Server インストール センター」から「SQL Server Management Tools のインストール」オプションを選択する必要があります。
「Instance Configuration」ウィンドウで、「Default」または「Named」インスタンスのどちらかを選択します。どちらのオプションを使用しても Windchill を展開することはできますが、「Named」インスタンスを使用する場合は、追加で tcp ポートを設定する必要があります。将来、このマシンにほかのインスタンスが追加される可能性がある場合は、わかりやすいように、WINDCHILL などの名前付きインスタンスを使用してください。
「Default」の「Service Accounts」インスタンスを使用する SQL Server は、デフォルトでは tcp 1433 を受信します。ただし、「Named」インスタンスは動的ポートコンフィギュレーションを使用するため、Windchill Solution Installer を実行する前に、SQL Server Configuration Manager を使用して、それがポート 1433 と連動するよう設定する必要があります (http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms177440.aspx を参照)。
ディスク容量要件をレビューし、承認するか、必要に応じて再配置します。
サービスを設定するには、「Service Accounts」タブを使用します。これらのすべての設定は、アカウントとして NT AUTHORITY\SYSTEM を選択および使用することによって簡単に設定できます。
セキュリティを強化するには、代わりに、次の場所に記載されている複数の異なるアカウントに関する詳細な推奨事項に従います。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms143504.aspx
「データベース エンジンの構成」ウィンドウの「アカウントの準備」タブで「混合モード (SQL Server 認証と Windows 認証)」を選択します。データベース初期化プロセス中、システム管理者 (sa) アカウントが PTC ソリューションインストーラによって使用されるため、これは必須です。この時点でホストマシンまたはドメインのほかの管理者を追加することは可能ですが、必ず sa アカウントのパスワードを入力し、覚えておいてください。
このダイアログでは、Windows は、「Local Security Policy」ツールの「Account Policies/Password Policy」で設定されているパスワードの規則を適用します。
エラーの報告は不要です。「Install」を選択してインストールを完了します。
インストールプロセスが完了すると、SQL Server のインストーラは「セットアップの進行状況」ダイアログを表示します。
次の設定手順は必須です。「スタート」> 「すべてのプログラム」> 「Microsoft SQL Server」 > 「構成ツール」> 「SQL Server 構成マネージャ」を選択します。このツールでは、「SQL Server ネットワークの構成」のノードを展開し、「<インスタンス名> のプロトコル」をハイライトします。 右側のウィンドウで、「TCP/IP」上で右クリックし、「プロパティ」を選択します。
TCP/IP はデフォルトですべての IP アドレスに対して有効になっていますが、ポート 1433 は IPALL カテゴリの通信ポートとして設定する必要があります。これを行うには、「IP Addresses」タブを選択し、IPALL のリストまでスクロールして、「TCP Dynamic Ports」の値は空白、「TCP Port」の値は「1433」に設定します。
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変更を適用するには、インスタンスを再起動する必要があります。
SQL Server のインストールが正常に終了した後、SQL Server Management Studio から新しいクエリのウィンドウを開き、データベース管理者ユーザー sa としてログインして次のステートメントを実行し、包含 DB サポートをアクティブ化します。
use master
GO
sp_configure 'contained database authentication', 1;
GO
RECONFIGURE
GO
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Windchill では SQL Server の包含データベースと contained database authentication がサポートされています。包含データベースはデータベースエンジンレベルでログインなしにユーザーを認証できます。ただし、データベースレベルの認証には SQL Server ログインと比較していくつかの制限があります。データベースレベルで認証されたユーザーがアクセスして修正できるのはそのデータベースに格納されているオブジェクトのみであり、バックアップ、復元、修正、圧縮など、トップレベルのデータベースタスクを実行することはできません。トップレベルのデータベースタスクはデータベースインスタンス管理者 (sa) が実行する必要があります。SQL Server の包含データベースおよび contained database authentication サーバー設定オプションの詳細については、次の URL から Microsoft のオンラインドキュメントを参照してください。