エンタープライズ管理 > Windchill データロード > LoadFromFile ユーティリティと LoadFileSet ユーティリティを使用したレガシーデータの読み込み > コンテナでの作業
  
コンテナでの作業
インストールされた Windchill の環境は、一連のコンテナで構成されます。コンテナには、Windchill ユーザーが作業するコンテキストを構成する、すべての管理領域 (ドメイン)、規則、およびデータが保持されています。ユーザーインタフェース全体を通じて、「コンテキスト」はフレームワークに存在する特定の規則、ドメイン、およびデータの識別に使用されます。ただし、この環境を作成するには、コンテナを読み込みます。コンテナはコード内にあるラベルであるため、このトピック集では (コンテキストではなく) コンテナという用語を使用しています。
コンテナには、サイト、組織、およびアプリケーションコンテキストの 3 つのレベルがあります。Windchill をインストールしたら、デモデータを読み込んで、システムが機能していることを確認することをお勧めします。このデータを読み込むには、Windchill ローダーを使用します。
Windchill ローダーの詳細については、Windchill Installation and Configuration Guide を参照してください。
デフォルトでは、Windchill ローダーは次のコンテナを作成します。
サイトコンテナ
組織コンテナ
これらのコンテナはネストされ、階層 (つまり、サイトコンテナ内に組織コンテナが存在する) を形成します。Windchill ローダーは、それぞれのコンテナを 1 つだけ作成します。
Windchill ソリューション内のコンテナ
ソリューションがプロジェクトを含んでいるか、プロジェクトとライブラリを含んでいるかに応じて、階層構造の様式には小さな違いがあります。データを適切なコンテナに読み込むには、階層の違いを認識する必要があります。データファイルを、適切なコンテナに読み込む準備をする必要があります。コンテナごとに個別のファイルが必要です。コンテナは、LoadFromFile コマンドで指定する必要があります。
* 
すべてのオブジェクトを読み込んだ後、AssemblyAddLoad タグを使用して個別に構造を読み込むことができます。
製品とライブラリを含む階層
サイトコンテナ
組織コンテナ
製品コンテナ
ライブラリコンテナ
ドキュメント
ソリューションをインストールした場合、の階層には 1 つのサイトコンテナと 1 つの組織コンテナがあります。追加の組織コンテナを作成できます。
各組織コンテナには、製品コンテナやライブラリコンテナが含まれている場合があります。製品コンテナやライブラリコンテナには、部品、ドキュメント、CAD ドキュメントなどのビジネスレベルのオブジェクトを読み込むことができます。
複数の製品コンテナを 1 つのロードファイルに含めることができます。製品コンテナは組織に属するため、読み込みユーティリティを呼び出す場合は、該当する組織を指定する必要があります。