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管理ユーザー以外のユーザーに対する列挙アクセス
管理者以外のユーザーにグローバル列挙を管理するためのアクセス権を付与できます。
次の手順を完了するには、管理者のアクセス権が必要です。
手順
説明
1. 列挙マネージャグループの作成
「参加者管理」ユーティリティを使用して、列挙の管理者を表す Windchill グループを作成します。このグループは、「サイト」レベルで作成されます。
ユーザーのアクセス権の制御は、ドメインでユーザーごとにアクセス権を定義するよりも、グループにユーザーを追加したりグループからユーザーを除去したりして行うほうが簡単です。
2. 列挙管理者のプロフィールの作成
列挙管理者のサイトプロファイルを作成し、前のステップで作成したグループを追加します。
このプロファイルにより、ユーザーは「グローバル列挙を管理」タブを表示できるようになります。
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「タイプおよび属性の管理」ユーティリティにアクセスした場合、ユーザーには「グローバル列挙を管理」タブへのアクセス権のみが与えられます。
3. 列挙オーガナイザーのアクセス制御規則の設定
「ポリシー管理」を使用して、ユーザーに列挙オーガナイザーを管理するアクセス許可を付与します。
これは、サイトコンテキストの「システム」ドメインで行います。
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列挙オーガナイザーでユーザーが実行できる操作を設定できます。ただし、このグループのユーザーはシステムのすべての列挙オーガナイザーを表示できます。
4. 列挙のアクセス制御規則の設定
「ポリシー管理」ユーティリティを使用して、ユーザーに列挙を管理するアクセス許可を付与します。
これは、列挙が設定されているドメインで行います。
詳細については、グローバル列挙の管理を参照してください。
列挙マネージャグループの作成
1. 「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「参加者管理」に移動します。
2. 「新規グループ」アイコン をクリックします。
3. 「新規グループ」ウィンドウでグループ名を入力します。残りの属性の設定については、新規グループ - 属性を設定を参照してください。
4. 「メンバーを追加」ステップで、「追加」アイコン をクリックして「参加者を検索」ウィンドウを開きます。ユーザーのサーチの詳細については、参加者の選択を参照してください。
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グループの作成時に、自分をグループのメンバーに追加する必要はありません。グループへのユーザーの追加や除去はいつでも可能です。
5. 「完了」をクリックします。
詳細については、新規グループの作成を参照してください。


列挙管理者のプロフィールの作成
1. 「サイト」 > 「プロフィール」に移動します。
2. 「新規プロフィール」アイコン をクリックします。
3. 「新規プロフィール」ウィンドウで、プロフィールの名前と説明を入力します。
4. 「操作の表示を設定」ステップで、「グローバル列挙を管理」操作を見つけます。
5. 「グローバル」チェックボックスをオンにします。
6. 「メンバーを選択」ステップで、「追加」アイコン をクリックして「参加者を検索」ウィンドウを開きます。
7. サーチフィールドを使用して列挙管理者グループを検索し、それを「参加者リスト」に追加します。
8. 「完了」をクリックします。
詳細については、新規プロフィールの作成を参照してください。


列挙オーガナイザーのアクセス制御規則の設定
すべての列挙オーガナイザーは、サイトコンテキストの「システム」ドメインに関連付けられます。
1. 「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「ポリシー管理」の順に移動します。
2. 「ドメイン」「システム」を選択します。
3. 「アクセス制御規則」タブを選択します。
4. 「サーチ結果」で、「新規アクセス制御規則」アイコン をクリックします。
5. 「新規アクセス制御規則」ウィンドウで次のオプションを選択します。
タイプ
「検索」アイコン をクリックして「タイプを検索」ウィンドウを開きます。
「com.ptc.core.lwc.server.LWCOrganizer」を選択し、「OK」をクリックします。
参加者
列挙マネージャグループの作成で作成したグループの名前を入力します。入力すると、ドロップダウンリストが表示されます。
アドバンスサーチを実行するには、このドロップダウンリストの一番下にある「その他のサーチオプション」をクリックします。詳細については、参加者の選択を参照してください。
次に適用
デフォルト値「選択参加者」のままにします。
アクセス許可
ユーザーに付与するアクセス許可に応じて、次のアクセス許可の横にある「権限あり」オプションをオンにします。
「読み取り」および「作成」 - 新規列挙オーガナイザーを作成します。
「読み取り」および「修正」 - 列挙オーガナイザーを編集します。
「読み取り」および「削除」 - 列挙オーガナイザーを削除します。
詳細については、下記の列挙オーガナイザーの操作テーブルを参照してください。
6. 「適用」をクリックします。
7. 次のオプションを選択します。
タイプ
「検索」アイコン をクリックして「タイプを検索」ウィンドウを開きます。
「com.ptc.core.lwc.server.LWCLocalizablePropertyValue」を選択し、「OK」をクリックします。
参加者
列挙マネージャグループの作成で作成したグループの名前を入力します。入力すると、ドロップダウンリストが表示されます。
アドバンスサーチを実行するには、このドロップダウンリストの一番下にある「その他のサーチオプション」をクリックします。詳細については、参加者の選択を参照してください。
次に適用
デフォルト値「選択参加者」のままにします。
アクセス許可
ユーザーに付与するアクセス許可に応じて、次のアクセス許可の横にある「権限あり」オプションをオンにします。
「読み取り」および「作成」 - 新規列挙オーガナイザーを作成します。
「読み取り」「作成」、および「修正」 - 列挙オーガナイザーを編集します。
詳細については、下記の列挙オーガナイザーの操作テーブルを参照してください。
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com.ptc.core.lwc.server.LWCLocalizablePropertyValue タイプに付与するアクセス許可は、列挙のアクセス許可を設定するときに使用できるアクセス許可に影響を及ぼします。詳細については、下記の列挙の操作テーブルを参照してください。
列挙オーガナイザーの操作
操作
ドメイン
タイプ
付与するアクセス許可
新規列挙オーガナイザーの作成
システム
LWCOrganizer
「読み取り」「作成」
LWCLocalizablePropertyValue
「読み取り」「作成」
列挙オーガナイザーの編集
システム
LWCOrganizer
「読み取り」「修正」
LWCLocalizablePropertyValue
「読み取り」「作成」「修正」
列挙オーガナイザーの削除
システム
LWCOrganizer
「読み取り」「削除」


列挙のアクセス制御規則の設定
列挙の定義対象であるドメインについて、列挙のアクセス許可を設定します。使用する手順は、列挙マネージャグループのユーザーの役割によって異なります。
1. 「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「ポリシー管理」の順に移動します。「単一のコンテキスト」を選択した状態で、「検索」アイコン をクリックし、規則を設定するコンテキストをサーチします。
2. 「ドメイン」で、規則を設定するドメインを選択します。
3. 「アクセス制御規則」タブを選択します。
4. 「サーチ結果」で、「新規アクセス制御規則」アイコン をクリックします。
5. 「新規アクセス制御規則」ウィンドウで次のオプションを選択します。
タイプ
「検索」アイコン をクリックして「タイプを検索」ウィンドウを開きます。
「com.ptc.core.lwc.server.LWCEnumerationDefinition」を選択し、「OK」をクリックします。
参加者
列挙マネージャグループの作成で作成したグループの名前を入力します。入力すると、ドロップダウンリストが表示されます。
アドバンスサーチを実行するには、このドロップダウンリストの一番下にある「その他のサーチオプション」をクリックします。詳細については、参加者の選択を参照してください。
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列挙マネージャグループの異なるメンバーが、別のドメインを担当する可能性があります。この場合、個々の参加者を選択できます。
たとえば、"Marketing"、"Design"、および "Engineering" の 3 つのドメインがあるとします。ユーザー Jane、David、George を含む "列挙マネージャ" グループを作成します。
3 人の全員が "Marketing" ドメインの担当者です。"列挙マネージャ" グループを「参加者」フィールドに追加します。
Jane のみが "Design" ドメインの担当者です。Jane を「参加者」フィールドに追加します。
David と George のみが、"Engineering" ドメインの担当者です。個別に追加できますが、"列挙マネージャ" グループの中に新しいグループを作成することをお勧めします。
たとえば、David と George を含む "エンジニアリングユーザー" という名前のグループを作成します。"列挙マネージャ" グループを編集して、"エンジニアリングユーザー" グループをメンバーとして追加します。"エンジニアリングユーザー" グループを「参加者」フィールドに追加します。
次に適用
デフォルト値「選択参加者」のままにします。
アクセス許可
ユーザーに付与するアクセス許可に応じて、次のアクセス許可の横にある「権限あり」オプションをオンにします。
「読み取り」「作成」 - 新しい列挙を作成します。
「読み取り」「修正」 - 列挙を編集します。
「読み取り」「削除」 - 列挙を削除します。
「読み取り」「修正」「ドメインの変更」、または「移動によって作成」 - ドメイン間で列挙を移動します。
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LWCLocalizablePropertyValue タイプに対応するアクセス許可を付与する必要があります。詳細については、下記の列挙の操作テーブルを参照してください。
列挙の操作
操作
ドメイン
タイプ
付与するアクセス許可
新しい列挙の作成
割り当てられたドメイン
LWCEnumerationDefinition
「読み取り」「作成」
システム
LWCLocalizablePropertyValue
「読み取り」「作成」
列挙の編集
割り当てられたドメイン
LWCEnumerationDefinition
「読み取り」「修正」
システム
LWCLocalizablePropertyValue
「読み取り」「作成」「修正」
列挙の削除
割り当てられたドメイン
LWCEnumerationDefinition
「読み取り」「削除」
システム
LWCLocalizablePropertyValue
「削除」
ドメイン間での列挙の移動
ソースドメイン
LWCLocalizablePropertyValue
「読み取り」「修正」「ドメインの変更」
ターゲットドメイン
LWCLocalizablePropertyValue
「読み取り」「修正」「移動によって作成」