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URL 認証
目的
一貫したプロセスを使用して、URL を表示するための認証を検証し、不正アクセスによる表示が試みられたときに、統一されたエラーページを表示することが推奨されます。
バックグラウンド
Windchill には、JCA ベースおよびテンプレートプロセッサベースのページに追加のアクセス制御検証を適用するために使用できるフレームワークが用意されています。この検証プロセスが URL に適用されていると、不正アクセスによるページの表示が試みられたときに、一貫したエラーページが表示されます。この検証プロセスは、既成ではユーティリティページに適用されます。カスタム URL バリデータを作成することによって、この機能をほかの Windchill ページに拡張できます。
範囲/適用可能性/前提条件
URL 検証プロセスは、JCA およびテンプレートプロセッサページにのみ拡張できます。この機能を GWT ベースのページに拡張することはサポートされていません。
予測される結果
ユーザーが既知の URL からページにアクセスしたとき、そのページが表示される前に、そのユーザーがそのページを表示する権限を持っているかどうかを特定できます。そのユーザーのアクセスが拒否されると、一貫したエラーページが表示されます。
ソリューション
URL 検証プロセスを拡張するページのカスタム URL バリデータを作成します。
前提となる知識
この目的を達成するには、カスタム URL バリデータを作成するページのタイプに応じて、JCA ページまたはテンプレートプロセッサページについて理解している必要があります。また、アクセスを制限するページの URL のコンポーネント ID も知っている必要があります。
ソリューションエレメント
カスタムバリデータは、com.ptc.core.ui.validation.DefaultURLValidator を拡張して作成する必要があります。
既存の既成のバリデータをユーザー独自のカスタムバリデータでオーバーライドできます。これを行うには、URL バリデータを WT_HOME/codebase/config/urlValidators/custom-validators.xml に登録します。
パブリック UIValidationStatuspreValidateAction (UIValidationKey validationKeyUIValidationCriteria validationCriteria) メソッドをオーバーライドします。
UIValidationStatus.PERMITTED は URL にアクセスできることを意味し、その他すべてのステータスは URL にアクセスできないことを意味します。
URL 検証サービスは、DefaultURLValidator のほかの使用可能なメソッドを実行しません。
urlvalidator エレメントに使用できる属性を次の表に示します。
パラメータ
デフォルト値
有効な値
必須
説明
url
該当なし
英数字の任意の組み合わせ
はい
登録するバリデータの対象の URL のコンポーネント ID
requestor
該当なし
有効な Java クラス
いいえ
バリデータのコンテキストタイプ。リクエストがタイプベース (/tcomp/infoPage/ など) である場合には必須です。
class
該当なし
バリデータクラス
いいえ
バリデータ
uicomponent
該当なし
いいえ
roleaccessprefs.xml (uic.name) 内のエントリを参照して役割ベースのアクセスを指定します。
* 
uicomponent または class のどちらかが必要です。どちらもない場合は、MS サーバーの起動時にエラーが発生します。