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ソリューション
属性の値をデータムオブジェクト以外のオブジェクトから抽出する必要がある場合、属性値を取得する別の "ターゲットオブジェクト" を設定できます。
ターゲットオブジェクトは、データムオブジェクトではなく "データム" としてデータユーティリティに渡されます。指定したターゲットオブジェクトはデータムオブジェクトからアドレス指定可能でなければなりません。「手順 - 異なるターゲットオブジェクトを設定する」を参照してください。
テーブルまたはツリーのデータムオブジェクトが、その識別子をテーブル行操作または行選択に使用可能な永続可能オブジェクトでない場合、行オブジェクト識別子の取得方法を設定できます。その方法を推奨順に以下に示します。
手順 - 行データオブジェクトに getOid() を実装する
手順 - 異なるターゲットオブジェクトを設定する
前提となる知識
以下の内容を理解している必要があります。
Windchill アプリケーションコンテキスト ("service.properties")
JCA の概要
MVC の概要
JCA NmObjects の概要
関連ドキュメントには、これらの参考項目が記載されています。
用語の定義
用語
定義
データムオブジェクト
パネル、ツリー、またはテーブルビルダークラスの getComponentData メソッドによって返るオブジェクト。例: BinaryLinks のコレクション。
行データ
データムオブジェクトと同じ
ターゲットオブジェクト
データユーティリティに送信されるオブジェクト。デフォルトで、ターゲットオブジェクトは行データと同じです。これは必要に応じて列ごとにオーバーライド可能です (たとえば、ターゲットオブジェクトを 1 列目では BinaryLinks、2 列目では役割 A オブジェクト、3 列目では役割 B オブジェクトなどとすることができます)。警告 - テーブルに両方を使用する場合、適切な NmObject が作成されるようにターゲットオブジェクトが何であるかを NmObjectUtility に認識させる必要があります。これは番号列が機能するかどうかなどに影響することがあります。