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Solr のカスタマイズ
Solr には次のコンフィギュレーションファイルがあります。
<$solr-home>\wblib\conf\schema.xml
<$solr-home>\wblib\conf\solrconfig.xml
<$solr-home> の値は、Windchill で Solr をインストールするときに指定した Solr ホームディレクトリです。
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デフォルトのコアは wblib です。マルチコアを使用する場合、このフォルダはコア名に置き換えられます。
カスタム Solr ヘルプリンク
「サーチモード」プリファレンスを「アドバンス」に設定した場合、「照会モード構文の例」という名前のクリック可能リンクが「アドバンスサーチ」ページに表示されます。
このリンクをクリックすると、ユーザーの要件に沿ってカスタマイズできる空の JSP ページが表示されます。カスタマイズ可能な JSP ファイルは examplesForQueryModeSyntaxLink.jsp という名前で、Windchill/codebase/netmarkets/jsp/search に配置されます。
キーワードサーチの例については、アドバンスサーチモードの使用を参照してください。
言語のカスタマイズ
新しい言語をサポートしたり、インデックシングをカスタマイズしたり、特定のフィールドに対するサーチ動作をカスタマイズするには、schema.xml を修正する必要があります。
Windchill でサポートされているすべての言語のフィールドは、あらかじめ設定済みです。
インデックスサーチ照会は、「キーワード」フィールドが対象で、このフィールドのタイプは text_rlp です。Windchill では各言語に別々のフィールドが定義されます (日本語には text_ja、韓国語には text_kor など)。
新しい言語を追加する場合、任意の名前で新しいフィールドを作成する必要があります。たとえば、text_rlp のエントリは次のようになります。
<fieldtype name="text_rlp" class="solr.TextField" positionIncrementGap="100">
<analyzer type="index">
<tokenizer class="com.ptc.search.solr.tokenization.PTCTokenizerFactory"
defaultLanguage="jpn" defaultFieldType="text"
fieldTypesPerLangauge="jpn-text_ja,eng-text,deu-text_deu,
kor-text_kor,fra-text_fr,ita-text_ita,zhs-text_zhs,ell-text_ell,ru-text_rus" />
</analyzer>
<analyzer type="query">
<tokenizer class="com.ptc.search.solr.tokenization.PTCQueryTokenizerFactory"
defaultFieldType="text"
fieldTypesPerLangauge="jpn-text_ja,eng-text,deu-text_deu,
kor-text_kor,fra-text_fr,ita-text_ita,zhs-text_zhs,ell-text_ell,ru-text_rus" />
</analyzer>
</fieldtype>

各言語依存フィールドはコンマ区切り値として fieldTypesPerLangauge 属性に指定する必要があります。
使用する言語依存値は、言語およびフィールド名の場合は ISO 639 コードになります。次のフォーマットを使用します。
<ISO 639 code>-<fieldName>
たとえば、日本語の場合、ISO 639 コードは jpn でフィールド名は text_ja です。したがって、値は jpn-text_ja になります。
言語コードのリストについては、次のリンクを使用してください。
http://www.loc.gov/standards/iso639-2/php/code_list.php
defaultLanguage パラメータは、トークンの実際の言語が適切に検出されなかった場合のデフォルトの言語トークナイザを設定します。