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変更タスクの結果オブジェクトとしてのレプリケーション済みオブジェクト
レプリケーション済みオブジェクトを変更タスクの結果オブジェクトとして追加し、オプションでエフェクティビティ値を割り当てます。
バックグラウンド
レプリケーション済みオブジェクトという用語は、別の Windchill インストールからコピーまたはレプリケーションされた、修正できないオブジェクトを定義します。レプリケーション済みオブジェクトは、「受信送信物管理」ユーティリティで Zip ファイルからインポートされます。レプリケーション済みオブジェクトには、管理者用ロックと呼ばれる特別なメカニズムが適用されます。これにより、インポート中のシステムでの修正を防ぎます。
通常の状況では、レプリケーション済みオブジェクトを結果オブジェクトとして変更タスクに追加することはできません。変更プロセスではライフサイクル状態を更新できないからです。これを実行しようとすると、変更通知の完了時に次のエラーメッセージが表示されます。
一部の状況では、すでに変更タスクにリリースされているレプリケーション済みオブジェクトを (たとえば、アセンブリの新規コンポーネントとして) 追加できるようにする必要があります。さらに、結果オブジェクトとして使用される場合には、レプリケーション済みオブジェクトにエフェクティビティ値を追加する必要も生じます。
範囲/適用可能性/前提条件
このカスタマイズを実行するには、次の内容をよく理解している必要があります。
変更タスクの作成
結果オブジェクトの追加
エフェクティビティ値の割当