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EDM データベースのチューニング
EDM_DB のチューニングには固有のコンフィギュレーションプロパティがあります。
プロパティ名
必須
デフォルト値
推奨値
説明
edm_implicit_instance_creation
いいえ
true
true
このプロパティは EDM データベースの作成前に設定できます。
edm_instance_containers
いいえ
true
false
アプリケーションが、インスタンスグループのアクセス制御にコンテナを使用する場合は、true に設定します。EDM データベースの作成前に設定する必要があります。
edm_mandatory_write_transactions
いいえ
false
false
最初に書き込みトランザクションを開始していない場合、EDM データベースへの書き込みは許可されません。
edm_max_dirty_memory_blocks_in_model
いいえ
5000
5000
システムによってオープンにされる変更済みのメモリブロックの最大数。処理の範囲内で設定します。
edm_memory_blocks
いいえ
25000
75000 より大きい
キャッシュサイズを指定します。
処理の範囲内で設定します。
edm_min_memory_blocks
いいえ
1000
1000
edm_memory_blocks の下限値。edm_memory_blocks の値がこの値を下回っている場合、プロセスは開始されません。処理の範囲内で設定します。
edm_shrink_database_on_close_database
いいえ
false
false
ガーベジ制御
edm_step_file_line_length
いいえ
0
0
EDMstepWriter によって生成される P21 ファイルの行の長さの最大値を指定します。0 は改行なしを意味します。処理の範囲内で設定します。
edm_unpacked_models
いいえ
false
false
true の場合、EDM はデータベースメモリを再利用しません。フラグメント化しますが、パフォーマンスが向上する場合もあります。
edm_user_defined_complex_entities
いいえ
15
15
"モデル内に複雑なエンティティが多すぎる" 場合に増大します (15 = 15%)。EDMdatabase の作成前に設定する必要があります。
edm_xpx_integer_hash_width
いいえ
1024
1024
仮想マシン内のハッシュ幅。処理の範囲内で設定します。
edms_tmp_dir
いいえ
ユーザーのデフォルトの Windows テンポラリフォルダ。
役立つ場合は設定します。
EXPRESS Data Manager がテンポラリファイルを保存するディレクトリへのパスです。デフォルトの EDM はデフォルトの Windows テンポラリディレクトリを使用します。処理の範囲内で設定します。
edms_file_root
いいえ
役立つ場合は設定します。
必要に応じて設定します。
このパラメータは、EDMsupervisor スクリプトを実行するためにオプションで使用されます。supervisor スクリプトで相対ファイルパスを指定するために使用できるルートフォルダです。処理の範囲内で設定します。
edm_real_tolerance
いいえ
1.00E-09
必要に応じて設定します。
浮動小数点の精度を指定します。EDMstepWriter の起動前ならいつでも設定できます。
edm_db_block_size
いいえ
2048
4096
有効値 (バイト): 1024、2048、4096、8192、16384。64 ビットの場合は 4096 を使用します。EDMdatabase の作成前に設定する必要があります。
edm_evm_max_mem_usage
いいえ
750
750
仮想マシンのメモリが不足した場合に減少します。処理の範囲内で設定します。