組織は問題レポートと一時許可の変更管理プロセスを外部組織のメンバーに拡大できます。ホスト組織外に公開された問題レポートと一時許可を、公開されていない通常のものと識別するために、公開される問題レポートと一時許可は "Sponsored" と示されます。

ホスト組織は、これらの sponsored オブジェクトのリポジトリとして使用するプロジェクトを ProjectLink で作成します。

Sponsored の問題レポートと一時許可の機能を使用するには、次の 2 つのプリファレンスを有効にする必要があります。

プリファレンスは、プロジェクトのサイト、組織、およびコンテナレベルで有効にすることができます。両方のプリファレンスは、「変更管理」カテゴリにあります。

プロジェクト作成者またはサイト管理者は、プリファレンスマネージャを使用してプリファレンスを有効にします。

OIR は、サイト、組織、およびコンテナレベルのオブジェクトタイプによって定義されます。このような規則は、属性の値をサーバーが割り当てるか、それともユーザーが入力するかを規定します。Sponsored の変更管理オブジェクトの場合、該当する属性は以下のとおりです。

OIR を使用して、これらの属性を管理し、規則を定義するときは、プロジェクト用に定義した規則が、製品とライブラリ用に定義した規則と衝突しないようにできます。

プロジェクトマネージャは、sponsored の変更に割り当てられるライフサイクルとワークフロープロセスのテンプレートによって必要とされる役割に基づいて、プロジェクトチームにチーム役割を追加する必要があります。「変更管理者 I」役割が sponsored の問題レポートには必要です。sponsored の一時許可を使用する場合は、「一時許可承認者」役割が必要となります。

役割をチームに追加する方法については、基本的な管理機能のセクションを参照してください。

デフォルトで、番号属性は変更管理オブジェクトによって自動生成されます。問題レポートまたは一時許可用のオブジェクト初期化規則を使用してこれを変更し、番号を手動で入力できるようにすることもできます。Windchill によってサポートされているその他のコンフィギュレーションも使用できます。詳細については、番号付けスキームアドミニストレータを参照してください。

以下は、sponsored オブジェクトの作成、編集、表示に必要となる最小限のポリシー OOTB です。

プロジェクトの sponsored 変更で推奨されるオプションのポリシーは以下のとおりです。

デフォルトで、フォルダの場所は変更管理オブジェクトによって自動生成されます。新しい sponsored オブジェクトは、作成時にプロジェクトのルートフォルダに保存されます。

このデフォルトの動作は変更できます。デフォルトを変更するには、「オブジェクト初期化規則管理」を使用します。

組織は、プロジェクトテンプレートを使用して、業務ニーズにあった適切な規則とポリシーを設定できます。詳細については、基本的な管理機能のセクションを参照してください。