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返される結果
評価対象のターゲットオブジェクトごとに 1 つの検証結果が生成され、この結果は検証結果の集約セット (RuleValidationResultSet) に結合されます。ビジネス規則セットの実行中に失敗が発生した場合、RuleValidationResultSet には一部の結果だけが含まれることがあります。規則内で失敗が検出された場合には実行計画による以降の規則検証を中止するオプションのパラメータを指定してビジネス規則エンジンを呼び出すことができます。失敗はさまざまなオブジェクトのさまざまな規則で発生する可能性があるため、失敗フラグが設定されている場合、実行計画は次のシードオブジェクトまで続行します。ビジネス規則エンジンの呼び出し元は、その実行計画が実行されたモードを調べる必要があります。
ワークフロータスクでビジネス規則セットの結果を表示するには、businessRulesResultSetGlobal という名前のワークフロー変数を作成して、タイプを検証結果セットのシリアライズされた文字列に設定する必要があります。続いて、結果を表示するタスクで、businessRulesResultSet という名前の新しいワークフロー変数を作成します。InitializeFrom フィールドの値を businessRulesResultSetGlobal に設定し、コピー先のフィールドを businessRulesResultSet に設定します。これにより、グローバル値が現在のタスク値にコピーされ、ワークフロータスクの結果で履歴を保持できるようになります。BusinessRulesHelper.serialize を使用して、検証結果セットのシリアライズされた文字列を作成します。businessRulesResultSetGlobal が設定されている場合、「コンフリクトを表示」レポートリンクアイコンが、ワークフロータスクの件名の一部として表示されます。評価済みのビジネス規則セットのレポートを表示するには、「コンフリクトを表示」をクリックします。
「Audit Change Notice」での「コンフリクトを表示」
ビジネス規則セット検証レポート