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ユーザーの管理
このセクションの前半で説明したように、ユーザーに関連付けられたデフォルトのドメインは、サイトコンテキストまたはその子ドメインの「User」ドメインです。たとえば、Org1 組織コンテキストが作成され、Org1 および Org2 組織のユーザーと、組織に所属しないユーザー (組織属性が設定されていないユーザー) が、Windchill ソリューションにアクセスしたとします。すると、以下のドメインが自動的に作成されます。
この例では、ユーザーとドメインの関連は以下のようになります。
Org1 組織のユーザー (組織属性が Org1 に設定されたユーザー) は、デフォルトで「Org1」ドメインに関連付けられます。このドメインは Org1 コンテキスト内にあります。
Org2 組織のユーザー (組織属性が Org2 に設定されたユーザー) は、デフォルトで「Org2」ドメインに関連付けられます。このドメインはサイトコンテキスト内にあります。
組織に所属しないユーザーは、デフォルトで「Unaffiliated」ドメインに関連付けられます。このドメインはサイトコンテキスト内にあります。
前の例で、Windchill ソリューションに Org2 組織コンテキストが作成されたとします。すると、以下の図に示すように、「Org2」ドメインはサイトコンテキストから Org2 コンテキストに移動します。
ユーザーのデフォルトのドメインを使用することにより、ユーザーは自動的に組織ごとにグループ化され、組織を作成した組織コンテキストテンプレートを使用して、各組織のアクセスポリシー規則の初期設定が行われます。組織に所属しないユーザーの規則は、「Unaffiliated」ドメインを使用して設定できます。
Windchill ソリューションでユーザーオブジェクトを作成するとき、各ユーザーのパーソナルキャビネットも作成されます。デフォルトでは、ユーザーのパーソナルキャビネットは、ユーザーと同じドメインに配置されます。このアプローチを使用することにより、パーソナルキャビネットのアクセス制御規則をユーザーのアクセス制御規則と同じドメインに配置できます。
前の例では、組織には短い名前が付けられています。使用する組織の名前が 193 文字を超えている場合、対応するドメイン名を作成するときに名前が切り詰められます。詳細については、ドメインの作成を参照してください。