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属性プロパティのリファレンス
属性のプロパティは、属性タイプと属性のデータタイプによって決まります。一部のプロパティは、属性の作成中にのみ設定できます。また、オブジェクトタイプによっては追加の属性プロパティが定義される場合もあります。たとえば、CAD ドキュメントサブタイプの属性には、CAD パラメータに属性をマッピングするため、使用可能な各 CAD アプリケーションのプロパティがあります。詳細については、属性マッピングについてを参照してください。
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ユーザーインタフェース (たとえば、オブジェクトの情報ページやオブジェクト作成ウィンドウ) での属性と属性値の表示は、「プリファレンス管理」ユーティリティの「属性処理」カテゴリのプリファレンスを使用して、すべての属性に対してグローバルに設定できます。これらのプリファレンス設定は、個々の属性の表示プロパティを設定することでオーバーライドできます。属性の表示は、属性レイアウト内でグループメンバーシッププロパティを設定することで、特定の画面タイプに対して詳細に設定できます。属性のプロパティ設定の詳細については、属性のカスタマイズを参照してください。
次の表は、属性プロパティとその説明の一覧です。
プロパティ
説明
内部名
属性の内部名。これは必須フィールドです。属性の作成後は編集できません。
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新規属性を作成する際には、「内部名」に入力した値が、いずれのタイプまたは操作でも、PTC から提供されている属性によってすでに使用されていないことを確認する必要があります。これは「カスタマイズ」 > 「ツール」ページから生成可能な次のいずれかのレポートを使用してチェックできます。
論理属性レポート
操作
詳細については、カスタマイズツールの概要を参照してください。
表示名
属性の表示名。デフォルトでは、表示名は「内部名」と同じです。
説明
属性の説明。
データタイプ
属性のデータタイプ。詳細については、サポートされるデータタイプを参照してください。
翻訳辞書
(「翻訳テキスト」属性のみ) 翻訳テキスト属性によって表示されるロケールに適切な翻訳で、ソースとして使用される翻訳辞書。これは必須フィールドです。
詳細については、翻訳テキスト属性の設定を参照してください。
ソーステキストの属性
(「翻訳テキスト」属性のみ) 翻訳テキスト属性によって表示される翻訳された値の属性。オブジェクトを作成した後は、この値を編集できません。この読み取り専用のフィールドは、ソーステキスト属性を「表示名 (内部名)」という形式で表します。
測定数量
(「実数 (単位付き)」データタイプの属性のみ) 属性の測定数量。これは必須フィールドです。属性の作成後は編集できません。
ハイパーリンクを作成
(「文字列」データタイプの属性のみ) 「文字列」属性の URL を表すテキストを、ハイパーリンクとして表示するかどうかを指定します。「はい」の場合は、「文字列」属性の "http://www.ptc.com" などのテキストがハイパーリンクとして表示されます。
このプロパティが指定されていない場合は、「ハイパーリンクを作成」プリファレンスが使用されます。
デフォルト値表示モード
デフォルト値を属性の入力フィールドに表示する方法を設定します (デフォルト値がある場合)。指定しない場合は、「デフォルト値表示モード」プリファレンスが使用されます。
有効な値:
「なし」- 入力フィールドにデフォルト値を表示しません。
「事前入力」- デフォルト値が定義されている場合は、その値が入力フィールドに表示されます。
「デフォルト値ボタンを表示」- 入力フィールドの後ろにボタンが表示されます。ボタンをクリックすると、入力フィールドにデフォルト値を追加できます。
入力フィールドタイプ
(「文字列」データタイプのみ) 属性の入力フィールドを 1 行にするか、複数行にするかを指定します。この設定は、「複数行入力の文字数しきい値」プロパティをオーバーライドします。
有効な値:
「単一行」- 属性に対してテキストボックスが表示されます。
「複数行」- 属性に対してテキスト領域が表示されます。
「選択リストのスタイル」
属性の有効値を、ドロップダウンリストとラジオボタンのセットのどちらで表示するかを指定します。指定しない場合は、「選択リストのスタイル」プリファレンスの値が使用されます。
有効な値:
「ドロップダウン」- 有効値がドロップダウンリストに表示されます。ユーザーはドロップダウンリストで、いずれかのオプションを選択できます。
「ラジオボタン」- 有効値がラジオボタンのセットとして表示されます。ユーザーはラジオボタンを使用して、いずれかのオプションを選択できます。
このプロパティは、属性に「有効値リスト」または「列挙値リスト」制約が適用されている場合にのみ適用されます。
複数行入力の文字数しきい値
(「文字列」データタイプの属性のみ) 「文字列」属性で複数行入力フィールドを表示する際のしきい値を指定します。このプロパティには正数を指定します。属性の最大文字数がこの値を超えると、オブジェクトを作成または編集するときに値が複数行入力フィールドで表示されます。指定しない場合は、「複数行入力の文字数しきい値」プリファレンスの値が使用されます。
計算式
(計算属性のみ) 計算属性では、計算式は派生属性値を決定します。詳細については、計算属性の計算式を参照してください。
日付入力フィールドタイプ
(「日付と時刻」データタイプの属性のみ) 「日付と時刻」データタイプの属性で、入力フィールドを日付のみまたは日付と時刻のどちらにするかを指定します。
有効な値:
「日付のみ」- ユーザーは日付部分のみを設定できます。
「日付と時刻」- ユーザーは日付と時刻の両方を設定できます。
「日付の表示形式」
(「日付と時刻」データタイプの属性のみ) 属性の値を表示するときに使用する日付の形式を表す文字列を指定します。この設定は、オブジェクトを作成または編集するときに値の設定に使用する形式には影響しません。有効な文字の詳細については、Java クラスの java.text.SimpleDateFormat を参照してください。
このプロパティが設定されていない場合は、componentRB ファイルの以下のいずれかの形式が使用されます。
STANDARD_DATE_DISPLAY_FORMAT - 「日付入力フィールドタイプ」プロパティの値が「日付のみ」に設定されている場合は、この形式が使用されます。
STANDARD_DATE_TIME_ZONE_DISPLAY_FORMAT - 「日付入力フィールドタイプ」プロパティの値が設定されていないか、「日付と時刻」に設定されている場合は、この形式が使用されます。
「データベースコラム」
(「ローカル」属性のみ) タイプのモデル化されたクラスで属性が存在するデータベース列の名前が表示されます。
「フィルタ可能」
(「部品」オブジェクトタイプのみ) 構造をフィルタする際に属性を使用できるかどうかを指定します。
通貨
(「整数値」「実数」「実数 (単位付き)」データタイプのみ) 数値を通貨で表示するかどうかを決定します。このプロパティのデフォルト値は「いいえ」です。
「割合 (%)」
(「整数値」「実数」「実数 (単位付き)」データタイプのみ) 数値を割合として表示するかどうかを決定します。このプロパティのデフォルト値は「いいえ」です。
もう一方のクラス
(「オブジェクト参照」データタイプのみ) 参照属性の値として割当可能なオブジェクトタイプの内部名。例: wt.org.WTUser (「ユーザー」タイプの内部名)。これは、必須のプロパティです。
もう一方の属性
(「オブジェクト参照」データタイプのみ) 参照属性の値をレンダーするときに使用する、「もう一方のクラス」での属性の内部名。例: last (「ユーザー」タイプの「姓」属性の内部名)。これは、必須のプロパティです。
マッピング
(「エイリアス」属性のみ) この属性がエイリアスとなる別のタイプの属性。
「マッピング」プロパティ値の構文については、エイリアス属性のマッピングを参照してください。