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例: タイプへの追加の列の割り当て
この例では、追加の列をタイプに割り当てる方法を示します。タイプに列がまだ追加されていない場合や、あるタイプに最初から割り当てられている列がすべて使用されていて、追加の列が必要な場合に、この操作を行う必要があります。下記の例では、使用可能なデータタイプのサブセット (StringLongDouble) の列を wt.part.WTPart タイプに 5 つ追加します。
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String データタイプの属性について、500 (VARCHAR) より大きなデータサイズが必要な場合は、パラメータ -stringSizeAddColumns コマンドに追加する必要があります。詳細については、文字列ローカル属性のための大きなデータベース列サイズの設定を参照してください。
1. Windchill シェル内から、次のコマンドを実行します (必要なコンソールの出力も表示されます)。
D:\<Windchill>\AddColumns wt.part.WTPart String=5 Long=5 Double=5
Annotation processing round 1 complete -- 2 file(s) generated.
Annotation processing generation COMPLETE. ALL ERRORS BEYOND THIS POINT ARE REAL!!!
Attribute columns are added to wt.part.WTPart successfully.
Annotated source files: WTPartTypeInfo.java, WTPartTypeInterface.java are generated at
D:\Windchill_installation\Windchill\temp\src\wt\part.
Customer added columns report D:\Windchill\installer\ext\AddColumns.txt
is generated or updated.
Updating database schema... be patient.
2. 「スキーマをアップグレード」ウィンドウが表示されます。
プロセスが終了すると、「スキーマをアップグレード」ウィンドウが閉じます。AddColumns ツールを終了した後、次の成果物を使用できます。
コンソールには次のメッセージが表示されます。Database schema is updated.
upgrade_tool.log ファイルは、コマンドが実行されたディレクトリに作成されます。
wt.part.WTPart のデータベーススキーマが更新され、それぞれのデータタイプ (StringLong、および Double) の列が 5 つ追加されます。
WTPartTypeInfo.java および WTPartTypeInterface.java クラスファイルが、上記コマンドラインで指定した場所に生成されます。生成されたコードの場所はオプションです。場所を指定しない場合は、コードが <Windchill>\temp\src ディレクトリに保存されます。この場合デフォルトの場所が使用されます。
3. メソッドサーバーを再起動して、新しく追加した列をそのタイプで使用できるようにします。