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ユーザー定義グループとのチームの同期
ユーザー定義グループは、組織コンテキスト (「グループ」リンクまたは参加者管理ユーティリティを使用) とサイトコンテキスト (参加者管理ユーティリティを使用) で作成および管理できます。また、企業のディレクトリサーバーでサードパーティの LDAP ツールを使用して、作成および管理することもできます。
ローカルチーム役割または共有チーム役割の参加者としてユーザー定義グループを追加すると、そのグループが該当する役割へ追加され、さらにそのグループのメンバー (ユーザー) は、該当するチームの組織グループへ個別に追加されます。つまり、グループメンバーシップが変更されたり、グループが削除されたりした場合は、チームの組織グループをキャッシュから除去し、更新されたグループと同期して、現在のグループメンバーシップが組織グループへ正確に反映されるようにする必要があります。
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ユーザー定義グループとチームは自動的に同期されます。ただし、(Windchill ではなく) サードパーティの LDAP ツールを使用してディレクトリサービスのグループを更新し、ユーザー定義グループに新しいメンバーを追加したり、ユーザー定義グループからメンバーを除去したりした場合は、自動的に同期されません。
サイト管理者または組織管理者が、Windchill 以外で更新されたユーザー定義グループとチームとを同期するには、参加者管理ユーティリティの の「グループ」テーブルにある「チームのメンバーシップを再計算」アイコン をクリックします。チームメンバーシップを再計算すると、参加者キャッシュからグループが除去され、各チームで管理している組織グループが更新されます。
たとえば、次のように指定されているとします。
サイト管理者が、"営業" という名前のユーザー定義グループをサイトコンテキストに作成しました。
別のユーザーが ABC 製品コンテキストで、コンサルタント役割のメンバーとして営業グループを追加しました。
その後、サイト管理者が、社内のサードパーティ LDAP ツールを使用して、ACME 組織の別のユーザーを営業グループに追加しました。
Windchill の営業グループを使用しているチームで ACME 組織グループを更新し、LDAP グループに追加された新しいメンバーを含めるには、サイト管理者がサイトコンテキストで参加者管理ユーティリティを開き、「グループ」テーブルに「営業」グループを表示します。このテーブルで「営業」グループを選択し、「所属グループを再計算」アイコン をクリックします。
営業グループのグループメンバーシップを再計算すると、ABC 製品チームに ACME 組織メンバーが存在するシステムグループに新しいメンバーが追加されます。
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サードパーティの LDAP ツールを使用して更新したグループをコンテキストチームや共有チームで使用しない場合は、グループメンバーシップを再計算する必要がありません。ただし、参加者管理ユーティリティの「グループ」テーブルにある「キャッシュからグループを除去」アイコンを使用して、参加者キャッシュからそれらのグループを除去する必要があります。