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ステップ 2. 標準セキュリティラベル値を定義する - 任意
標準セキュリティラベルのラベル値、表示名、説明は、その標準セキュリティラベルの列挙型クラスに関連付けられているリソースファイルで定義します。標準セキュリティラベルに定義済みの列挙型クラスが提供されています (wt.access.configuration.SecurityLabel1 から wt.access.configuration.SecurityLabel10)。各標準セキュリティラベルに使用するクラスを決定します。次のステップで、セキュリティラベルのコンフィギュレーションファイルで各標準セキュリティラベルのクラスを指定します。
サンプルコンフィギュレーションでは、次のクラスが使用されています。
wt.access.configuration.SecurityLabel1 - Export Control 用
wt.access.configuration.SecurityLabel2 - Corporate Proprietary 用
wt.access.configuration.SecurityLabel3 - Legal Information 用
サイトで 11 個以上の標準セキュリティラベルを設定する場合、追加の列挙型クラスを作成できます。列挙型クラスの作成および編集については、Windchill Customization Guide を参照してください。
各標準セキュリティラベルにセキュリティラベル値を定義し、各値の表示名と説明を定義するには、次の手順を実行します。
1. 次のソースディレクトリから
<Windchill>/src/wt/access/configuration
次のディレクトリへコピーします。
<Windchill>/wtCustom/wt/access/configuration
2. テキストエディタで、クラスのリソースバンドルファイルを開きます。たとえば、クラス SecurityLabel1 の場合、次のファイルを開きます。
<Windchill>/wtCustom/wt/access/configuration/SecurityLabel1RB.rbInfo
<Windchill> は Windchill ソリューションのインストール場所です。
3. 標準セキュリティラベル値ごとに、次の行を追加します。
<VALUE>.value=<LOCALIZED_DISPLAY_NAME>
<VALUE>.longDescription=<LONG_DESCRIPTION>
ここで、
<VALUE>securityLabelsConfiguration.xml ファイルで指定されるセキュリティラベル値の名前です。
<LOCALIZED_DISPLAY_NAME> はユーザーインタフェースに表示されるセキュリティラベル値の名前です。
<LONG_DESCRIPTION> はセキュリティラベル値の詳しい説明です。この説明はセキュリティラベルに自動的に生成されるオンラインヘルプ (「セキュリティラベル」テーブルの「セキュリティラベル情報を表示」アイコン をクリック) に表示されます。
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Null リソースキーは各標準セキュリティラベルに自動的に設定されます。リソースエントリを編集することで Null キーにわかりやすい表示名と説明を割り当てることができますが、このエントリを削除してはなりません。Null キーに関連付けられている値は常に制約されません。その結果、Null キーに関連付けられている値は、将来的にアクセスを制限する可能性があるマーク付けには使用できません。そのような場合には、Null 以外の情報マークを使用してください。
たとえば、サンプルコンフィギュレーションでは、ファイル SecurityLabel1RB.rbInfo で次の行を編集または追加します。
NULL.value=No License Required
NULL.longDescription=Export of the selected business objects does not require a license.
LNC.value=License Required - Commercial
LNC.longDescription=Export of the selected business objects requires a commercial export license.
LNS.value=License Required - State
LNS.longDescription=Export of the selected business objects requires a state export license.
DNE.value=Do Not Export
DNE.longDescription=Export of the selected business objects is not allowed.
UNK.value=Unknown
UNK.longDescription=Export restriction status of the selected business object is not known. Treat as Do Not Export.
4. 保存して閉じます。
5. セキュリティラベルのクラスごとに、ステップ 1 ~ ステップ 4 を繰り返します。
6. windchill シェル内から、次のコマンドを実行してリソースバンドルをビルドします。
Windows システムの場合
ResourceBuild wt.access.configuration
UNIX システムの場合
ResourceBuild.sh wt.access.configuration