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パッケージ: 送信者側
コラボレーションを行っている場合は、パッケージを使用して情報を送信できます。パッケージの送信を準備する際には、コラボレーションのタイプに応じて、主に 2 つのプロセスフローに従います。
パッケージ、テクニカルデータパッケージ、CDRL パッケージ、または SDRL パッケージの送信
パッケージを外部パートナーに送信する場合は、次のいずれかのタイプのパッケージを作成します。
パッケージ
テクニカルデータパッケージ
CDRL
SDRL
これらのパッケージタイプのいずれかを作成する場合は、プロセスフローに従ってパッケージをパッケージ受信者に送信します。Windchill のパッケージを送信するプロセスは、現実の世界で荷物を送るプロセスと変わりません。このフローの例を次の図に示します。
ステップ 1 - パッケージの作成: 既存のオブジェクトから (このオブジェクトがパッケージの初期選択オブジェクトとなります)、または「パッケージ」ページから新規パッケージを作成します。
ステップ 2a - パッケージコンテンツの確定: オブジェクトの選択、選択したオブジェクトに基づくコレクション規則の設定、フィルタの設定、および含める/除外するコンテンツの指定により、パッケージコンテンツの作成を進めます。コンテンツが完成すると、パッケージはそれ以上変更されないようにロックされます。多くの企業では、このステップの終りに、外部パートナーに配信する前にすべてのデータを社内レビューに送るポリシーが設定されています。
ステップ 2b - 送信の作成: パッケージから送信を作成し、送信媒体とパッケージ受信者を指定します。業務プロセスによっては、このステップと、送信プロセスの「パッケージコンテンツの作成」ステップを並行して進める必要があります。初期選択オブジェクトを選択してコレクション規則を設定する担当者と、パッケージの送信を作成しパッケージ受信者に関する情報を設定する担当者を、それぞれ別のユーザーに割り当てても構いません。
ステップ 3 - 送信物の送信: パッケージをロックした後は、パッケージ Zip ファイルを作成できます。Zip ファイルを作成するときに、送信フォーマット、マニフェストを使用するかどうか、セキュリティ設定などの追加属性を設定できます。続いて、指定した送信媒体 (CD、電子メールのリンクなど) を使用して、パッケージ Zip ファイルが受信者に送信されます。パートナーシップでの要求とコラボレーションのシナリオに応じて、送信ステータスの追跡が必要となる場合があります。
レプリケーションパッケージの送信
コンテキストの製品設計コンテンツを複製する目的で、パッケージを社内にインストールされている別の Windchill に送信する場合は、レプリケーションパッケージを作成します。通常、パッケージを使用したデータレプリケーションの操作は管理的なアクティビティと見なされるため、レプリケーションパッケージのプロセスフローで使用するアクティビティは一般的にやや異なります。次の図にフロー例を示します。
ステップ 1 - パッケージの作成: 「パッケージ」ページで新規レプリケーションパッケージを作成します。ターゲットシステムに複製する製品またはライブラリを選択します。
ステップ 2a - パッケージコンテンツの確定: 関連する製品とライブラリがパッケージに含まれていることを確認します。コンテキストの選択が完了すると、パッケージはそれ以上変更されないようにロックされます。外部コラボレーションで使用するパッケージとは異なり、通常、コンテキスト全体のコンテンツを複製する際に社内レビューは必要ありません。
ステップ 2b - 送信の作成: レプリケーションパッケージから送信を作成し、送信媒体とパッケージ受信者を指定します。このステップは、送信プロセスの「パッケージコンテンツの作成」ステップと並行して進めることができます。初期選択オブジェクトを選択してコレクション規則を設定する担当者と、パッケージの送信を作成しパッケージ受信者に関する情報を設定する担当者を、それぞれ別のユーザーに割り当てても構いません。
ステップ 3 - 送信物の送信: パッケージをロックした後は、パッケージ Zip ファイルを作成できます。続いて、指定した配信媒体 (CD、DVD など) を使用して、レプリケーションパッケージの Zip ファイルがパッケージ受信者に送信されます。管理的なアクティビティであるため、一般的に送信ステータスは追跡されません。
作成したパッケージのタイプと業務シナリオに応じて、パッケージ受信者は 2 つのプロセスフローのいずれかに従います。詳細については、パッケージ: 受信側を参照してください。