データ管理機能 > 部品構造の管理 > 部品構造ブラウザ > 部品構造の操作 > フィルタ操作セット - 部品 > 構造フィルタの編集 > 部位領域フィルタについて > 近接部位領域フィルタ
  
近接部位領域フィルタ
部位領域フィルタは、ボリューム情報に基づいて、部品構造で表示または非表示にする部品を決定します。部位領域フィルタをその他のフィルタとともに使用することで、特定のコンフィギュレーション管理や設計タスクに関係する部分だけに構造の表示を絞り込むことができます。
近接部位領域フィルタを定義するには、次の手順に従います。
1. 「Visualization」タブで部品イメージを選択します。選択した部品の回りにボックスが描画されます。このボックスを使用して、近接ボリュームが作成されます。
2. ビジュアリゼーションウィンドウの上にある「部位領域フィルタ」 アイコンをクリックします。メニューの「近接部位領域フィルタを設定」を選択します。「近接部位領域フィルタを設定」ウィンドウが開き、選択した部品の名前、番号、バージョンが「部品」フィールドに表示されます。
3. 「近接」フィールドに 0 または正の実数を入力します。この数値を使用して近接ボリュームが全方向に拡大されます。
4. デフォルトで、近接ボリューム内に部分的に存在する部品はフィルタリングされた構造に含まれます。「一部分が近接領域の外に出ているアイテムを除去」を選択すると、近接ボリューム内に完全に存在する部品だけが含まれます。
5. 「OK」をクリックして「近接部位領域フィルタを設定」ウィンドウを閉じ、部品構造にフィルタを適用します。
「構造」ツールバーの「現在のフィルタ」 アイコンをクリックすることで、部位領域フィルタの説明を表示できます。
* 
近接部位領域フィルタは、構造枠で部品を選択して、右クリックメニューの「近接部位領域フィルタを設定」を選択して作成することもできます。近接ボリュームに使用する部品を選択するには、「構造」ツールバーの「表示」ドロップダウンメニューで「オカレンスを表示」を選択する必要があります。
構造枠で部品を選択し、ビジュアリゼーションウィンドウの上の アイコンをクリックして近接フィルタを作成することはできません。その場所から操作を開始すると、構造枠で選択された部品は近接フィルタの作成時に使用されません。部品の選択に使用した同じ場所から近接フィルタを作成してください。