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置換部品の管理
設計エンジニアが指定した部品の代わりに、別の部品を使用する場合もあります。置換部品には次の 2 種類があります。
代替部品 - アセンブリ内で、特定の部品が指定されている場所で使用されます。代替部品は、一方向または双方向として指定されます。
たとえば、1/4" x 20 のグレード 2 ボルトが指定されているアセンブリでは、代わりに 1/4" x 20 のグレード 5 ボルトを使用できます。ただし、グレード 5 ボルトが指定されている場合は、強度が劣るグレード 2 ボルトを使用できません。グレード 5 ボルトは、グレード 2 ボルトの一方向代替部品になります。グレード 5 ボルトが指定されている場所でグレード 2 ボルトを使用できる場合、その関係は双方向代替となります。代替部品の定義の詳細については、代替部品の定義を参照してください。
代用部品 - 特定のアセンブリで、指定された部品の代用として使用される部品。
前述の例で、ボルト強度が重要でないアセンブリでは、1/4" x 20 のグレード 5 ボルトの代わりに、1/4" x 20 のグレード 2 ボルトを使用できます。このアセンブリに関しては、グレード 2 ボルトがグレード 5 ボルトの代用部品となります。代用部品の定義の詳細については、代用部品の定義を参照してください。
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置換部品の管理に関する以下の情報に注意してください。
構造で置換部品の表示と非表示を切り替えることはできますが、「置換」操作を完了するためにこれを行う必要があるわけではありません。詳細については、構造での関連情報の表示を参照してください。
親部品がチェックアウトされていない場合に「置換」操作を選択すると、親部品はチェックアウトされます。変更を適用するには、部品を手動でチェックインする必要があります。
部品を置き換えるとき、以下のオプションを選択できます。
操作
説明
代替/代用と置換
ウィンドウが開き、現在の部品に定義されている代替部品と代用部品が表示されます。部品を選択して「OK」をクリックします。
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代用を置き換えると、元の子部品が新しい子部品の代用になります。
既存で置換
開いたウィンドウから、置換部品として使用する既存の部品を選択できます。この操作は、選択されている部品の置換 (代替または代用) 部品として定義されていない部品に使用します。
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この操作は、部品を除去してから既存の部品を挿入する操作と似ています。置換関係は作成されません。
新規で置換
「新規部品」ウィンドウが開き、選択した部品の置換部品として構造に挿入する部品を作成できます。
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この操作は、部品を除去してから新しい部品を挿入する操作と似ています。置換関係は作成されません。
詳細については、既存の部品または代替/代用部品への部品の置き換えを参照してください。