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オプションと選択肢のグローバル規則の定義
製品構造の設定時にユーザーが有効な選択肢を選択できるように、オプションマネージャは、製品構造の部品と親子関係にどの選択肢の組み合わせを割り当てることができるかを制御する規則を定義できます。この規則は、オプションフィルタを使って製品構造をフィルタリングする選択肢の選択も制御します。
規則は、オプションプール内とオプションセット内に定義できます。オプションプールで作成された規則をグローバル規則と呼びます。オプションセットで作成された規則をローカル規則と呼びます。
オプション選択肢の間の関係を確立するために、次の規則を作成できます。
「有効」規則 - ソースの選択肢が選択された場合に、どの選択肢が選択できるようになるかを指定します。たとえば、次の図に示すように、選択肢 1 (オプション 1) を選択すると、選択肢 7 (オプション 3)、選択肢 8 (オプション 3)、選択肢 13 (オプション 5) が選択できるようになります。同時に、選択肢 9 と選択肢 12 は無効になります。
「含む」規則 - ソースの選択肢が選択された場合に自動的に選択されるターゲットの選択肢を指定します。以下の図の例では、ソースのオプション 1 の選択肢 1 を選択すると、ターゲットのオプション 3 の選択肢 7 とオプション 5 の選択肢 13 が自動的に選択されます。
「除く」規則 - 選択肢の無効な組み合わせを指定します。以下の図の例では、オプション 1 の選択肢 1 を選択すると、オプション 3 の選択肢 9 は選択できなくなります。
条件付き規則 - IF および THEN ステートメントを使用して、特定のオプション選択肢を含む、有効化する、または無効化するタイミングを、ユーザーがオプションフィルタ内で指定した選択肢の選択に基づいて指定します。