高度な定義式の評価

高度な定義式の評価

選択肢の選択ステータス

部品や部品の親子リンクなどのオブジェクトに割り当てられる定義式はブール定義式です。ブール値を使用する定義式オペランドでの選択肢の選択ステータスは次のように定義されます。

• オプションフィルタでオプションの選択肢が選択されている場合、選択されている選択肢が値 TRUE に割り当てられます。選択されていない選択肢は値 FALSE に割り当てられます。

• オプションフィルタでオプションの選択肢が選択されていない場合、それらの選択肢は UNDEFINED と見なされます。

定義式の短絡評価

定義式は次の 3 つの基本論理演算子の真理表に従って評価されます。

演算子	A	!A (NOT A)	定義と値
AND	TRUE	FALSE	• 2 つのオペランドのうちの一方の値が FALSE の場合、もう一方のオペランドの値 (TRUE、FALSE、または UNDEFINED) にかかわらず、結果は FALSE になります。 • 一方のオペランドの値が TRUE の場合、結果はもう一方のオペランドの値と一致します。
OR	FALSE	TRUE	• 2 つのオペランドのうちの一方の値が TRUE の場合、もう一方のオペランドの値 (TRUE、FALSE、または UNDEFINED) にかかわらず、結果は TRUE になります。 • 一方のオペランドの値が FALSE の場合、結果はもう一方のオペランドの値と一致します。
NOT	UNDEFINED	UNDEFINED

高度な定義式の評価モード

定義式を割り当て可能なオブジェクト (部品、部品の親子リンク、オカレンスなど) には、次のモードで高度な定義式を割り当てることができます。

モード	定義と値
UNDEFINED	評価できない高度な定義式がオブジェクトに割り当てられます。計算結果は UNDEFINED になります。
DEFINED	ブール値 TRUE または FALSE に評価される高度な定義式がオブジェクトに割り当てられます。