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Windchill で使用する割当済みオプションセットの決定方法
オプションセットは、構成可能製品または部品に直接割り当てることも、ルート構成可能製品またはそのコンテキストから継承することもできます。コンフィギュレーション可能モジュールにオプションセットを割り当てることで、技術や機能単位ごとに異なるオプションセットを使用できます。オプションセットをコンフィギュレーション可能モジュールに割り当てる方法については、オブジェクトへのオプションセットの割当を参照してください。
使用する割当済みオプションセットを決定する際の規則
部品の親子関係に選択肢を割り当てる際やフィルタ基準を指定する際に使用するオプションセットを決定する場合、システムは以下の順序で割当済みオプションセットの有無を調べます。
1. コンフィギュレーション可能モジュールに割当済みオプションセットがあるかどうかを調べます。
2. 見つからない場合、コンフィギュレーション可能モジュールのコンテキストに割当済みオプションセットがあるかどうかを調べます。
3. 見つからない場合、ルートコンフィギュレーション可能モジュールに割当済みオプションセットがあるかどうかを調べます。
4. 見つからない場合、ルートコンフィギュレーション可能モジュールのコンテキストに割当済みオプションセットがあるかどうかを調べます。
部品にアイテム選択肢を割り当てる際に使用するオプションセットを決定する場合、システムは以下の順序で割当済みオプションセットの有無を調べます。
1. コンフィギュレーション可能モジュールに割当済みオプションセットがあるかどうかを調べます。
2. 見つからない場合、コンフィギュレーション可能モジュールのコンテキストに割当済みオプションセットがあるかどうかを調べます。
コンフィギュレーション可能モジュールによる割当済みオプションセットの継承方法の例
この例では、構造内のコンフィギュレーション可能モジュールの割当済みオプションセットを決定する際のロジックについて説明します。たとえば、ルート部品 001 の部品構造には 3 つのレベルの子部品があります。システムがレベル 3 の子部品 C001 の割当済みオプションセットを決定するとします。
部品 C001 の割当済みオプションセットを決定する場合、部品 B001 に割当済みオプションセットがあるかどうかを調べ、見つからない場合、この部品の B001 コンテキストに割当済みオプションセットがあるかどうかを調べます。見つからない場合、ルート部品 001 に割当済みオプションセットがあるかどうかを調べ、最後にルート部品のコンテキストに割当済みオプションセットがあるかどうかを調べます。