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インターナショナリゼーション概念
このセクションでは、Windchill Integration for MES のインターナショナリゼーションに関する設計概念について説明します。をインターナショナルな環境で公開する場合、これらの概念を理解する必要があります。
Windchill Integration for MES は、トランザクション単位で言語データを管理します。Windchill ESI サービスは Windchill PDMLink から適切な言語を検出し、ISA-95 B2MML メッセージとともに送信される languageLocaleID 属性を介して MES インタフェースソフトウェアコンポーネントに渡します。Windchill ESI サービスは、変更管理者 III の優先言語が設定されている場合は優先言語から言語を取得し、優先言語が設定されていない場合は、Windchill メソッドサーバーの言語を使用します。
対応言語とロケール
Windchill Integration for MES は、8 つの言語と 10 のロケールをサポートします。これらの値は、9 つの一意の MES フリーテキスト言語キーコードにマッピングされます。Windchill Integration for MES のすべての初期メッセージは、以下の表に示す対応言語で表示されます。システムインテグレーターは、追加ロケールおよび言語の初期メッセージをローカライズできます。
* 
PTC で開発されたすべてのコードレベル言語は米国英語のみです。
ロケールの説明
Windchill 言語
Windchill ロケール値 (languageLocaleID の設定)
言語
言語値
米国
英語
英語
en_US
英語
EN
イギリス
英語
英語
en_GB
英語
EN
Japan
日本語
日本語
ja
日本語
JA
台湾
中国語
中国語
zh_TW
中国語 (繁体字)
ZF
中国 (中華人民共和国)
中国語 (簡体字)
中国語
zh_CN
中国語 (簡体字)
ZH
韓国
韓国語
韓国語
ko
韓国語
KO
イタリア
イタリア語
イタリア語
it
イタリア語
IT
フランス
フランス語
フランス語
fr
フランス語
FR
ドイツ
ドイツ語
ドイツ語
de
ドイツ語
DE
スペイン
標準スペイン語
スペイン語
es
スペイン語
ES
ロケール変数のセットアップと制御
ロケール情報は、Windchill PDMLink と MES 配布ターゲットの両方のユーザーレベルで制御されます。Windchill Integration for MES ビジネスロジックは、言語、日付、および通貨を変換しません。Windchill Integration for MES ビジネスロジックでは、テキスト要素はハードコード化されず、代わりにソースコードの外に格納されて動的に読み込まれます。
以下のセクションでは、Windchill PDMLink と MES インタフェースおよび MES 配布ターゲットの間でロケール情報を制御する方法を説明します。
インターナショナリゼーション:ビジネスシナリオ
このセクションでは、2 つの有効なインターナショナリゼーションビジネスシナリオについて説明し、それぞれに推奨されるロケール変数と言語変数を示します。
ビジネスシナリオ 1
以下の図は、Windchill PDMLink と MES でデータを 1 つの言語で作成、変更、および表示するビジネスシナリオを示しています。
このビジネスシナリオで使用が推奨されるロケールおよび言語を、以下の図に示します。
シナリオ 2
以下の図は、1 人のユーザーが Windchill PDMLink と MES でデータを 1 つの言語で作成、変更、および表示するときに、別のユーザーがデータをほかの言語で作成、変更、および表示するシナリオを示します。各ユーザーセットで作成、変更、および表示されたデータは、Windchill PDMLink と MES で共有されません。
このビジネスシナリオで使用が推奨されるロケールおよび言語を、以下の図に示します。