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収集部品のフィルタ
CAD 設計では、部品を組み立て構造ではなくグループとしてまとめるために、部品のサブアセンブリを使用することがあります。その一例として、上位アセンブリの製造時にグループとして収集された部品セット (ファントムアセンブリ) が挙げられます。CAD 構造と Windchill 製品構造の関連付けおよび構築操作により、CAD 構造とともに、このサブアセンブリの Windchill 部品が作成されます。ただし、サブアセンブリ自体は真のアセンブリではないため、最終 BOM には含まれません。
Windchill では、Windchill 部品の収集部品属性を使用して、BOM からこれらの収集部品をフィルタリングできます。収集部品フラグが「はい」に設定されている場合、BOM からオブジェクトをフィルタリングできることを示します。この属性の設定によるその他の影響はなく、収集部品関連の CAD ドキュメントにも影響はありません。
収集部品の属性を Windchill 部品に割り当てるには、次の手順に従います。
1. 「操作」 > 「自動関連付け」 > 「ファントムアセンブリオーバーライド属性名」というサーバー側プリファレンスの値を、顧客定義のブール型ソフト属性に設定します。
2. CAD アプリケーションで、この属性を「はい」に設定します。
「自動関連付け」によって、Windchill 部品が作成されるとその部品に収集部品属性が作成されます。